Platform / フィーチャープレビュー

顧客アカウントが刷新
「シングルカラム」レイアウトと拡張機能の見え方が変わる

ナビゲーション・レイアウト・デバイス間の一貫性を改善するビジュアルリフレッシュ。新レイアウト上で自分の Shopify Extensions を今すぐプレビュー&テストできる。プレビュー期間は 2026 年 6 月 12 日まで。

このページの構成
  1. 何が変わるのか(30秒で理解)
  2. 3つの変更点 図解
  3. 拡張機能の幅 : inline と full-page の挙動
  4. 注文系拡張の可視性アップ(モバイル)
  5. 既存ターゲットの互換性とスケジュール
  6. プレビュー開始の手順
  7. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  8. 業務に活かせる3つのユースケース
  9. 提案で使える1行サマリ

1何が変わるのか

顧客アカウント(Customer accounts)が ビジュアルリフレッシュ
ナビゲーション・レイアウト・デバイス間の一貫性が改善され、ネイティブページが デスクトップ/モバイル共通のシングルカラム になる。
あわせて拡張機能(Shopify Extensions)の表示幅と見え方も変わるため、マーチャント公開前に自分の拡張をテストできる期間が用意されている。

シングルカラム化

ネイティブページがデスクトップとモバイルで同じ単一カラムに統一。ナビゲーションも簡素化される。

拡張の表示幅が変わる

inline 拡張は従来より狭い幅で描画。full-page 拡張は狭いネイティブ準拠か、データ量重視の広い幅かを選べる。

注文系拡張が目立つ

order action 拡張がより見やすくなり、order summary 拡張はモバイルで「タップして表示」の裏に隠れなくなる。

23つの変更点 図解

① シングルカラム統一 desktop mobile ② 拡張の幅が変わる 従来 : 広い 狭い ③ 注文系拡張が前面に summary action タップ無しで表示
3点とも「見た目(レイアウト)」の刷新で、既存の拡張ターゲットはすべて新レイアウトにマッピング済み。ただし表示幅が変わるため、自分の拡張が新レイアウトで崩れないかの確認が推奨されている。

3拡張機能の幅 : inline と full-page の挙動

inline 拡張

従来より狭い幅で描画

ネイティブページ内に埋め込まれる inline 拡張は、これまでの広いレイアウトと比べて 狭いページ幅 でレンダリングされる。横幅前提のレイアウトを組んでいる場合は要確認。

full-page 拡張

狭い/広いを選べる

フルページ拡張は、ネイティブページと揃う モバイルファーストの狭いレイアウト を採用するか、データ量の多いコンテンツ向けに 広いレイアウト へ拡張するかを選択できる。

full-page : narrow(ネイティブ準拠) シンプルな内容向け full-page : wide(データ量重視)

4注文系拡張の可視性アップ(モバイル)

拡張の種類従来新レイアウト
order action 拡張 埋もれがち より目立つ 顧客が発見・利用しやすい
order summary 拡張 モバイルでタップして表示 タップ不要 隠れずに表示される
注文まわりに構築した機能(再注文・返品申請・配送追跡など)が、モバイルでも顧客の目に入りやすくなる。発見性が利用率に直結する拡張ほど恩恵が大きい。

5既存ターゲットの互換性とスケジュール

全ターゲットが引き続きサポート

現行のすべての拡張ターゲットは新デザインへマッピングされ、互換性が保たれる。ページごとの拡張ターゲットの対応はドキュメント(extension targets by page)で確認できる。

6/12

プレビューは 2026/6/12 まで

フィーチャープレビューは 2026 年 6 月 12 日まで利用可能。今テストしておけば、マーチャント向けに本リリースされる前に必要な調整を先行して進められる。

マーチャントへの正式リリース(一般公開)日は記載なし。記事では「これらのデザイン更新がマーチャントに公開される前にテストするのが理想」とだけ述べられている。具体的な GA 日程は別途要確認。

6プレビュー開始の手順

1

ドキュメントを開く

公式ドキュメントの案内に従ってフィーチャープレビューを開始する。

2

新レイアウトで拡張をテスト

inline / full-page / 注文系拡張が新しい幅・配置で正しく表示されるか検証する。

3

フィードバックを共有

Shopify community で質問・フィードバックを投稿できる。必要な調整を本公開前に洗い出す。

7技術者が押さえるべき5つのポイント

1. ネイティブページがシングルカラムに

デスクトップ/モバイルが同一の単一カラムへ統一され、ナビゲーションも簡素化。レイアウトの前提(横並び等)に依存している実装は影響を受ける可能性がある。

2. inline 拡張は幅が狭くなる

従来の広いレイアウトより狭いページ幅で描画される。固定幅やワイド前提のUIは折返し・はみ出しが起きないかをプレビューで確認する。

narrow wide

3. full-page は幅を選択できる

ネイティブ準拠の narrow か、データ量の多いコンテンツ向けの wide かを選べる。表やダッシュボード系は wide、案内系は narrow と、コンテンツ特性で使い分ける。

4. 注文系拡張の露出が増える

order action がより目立ち、order summary はモバイルでタップの裏に隠れなくなる。露出増を見越して文言・CTA・情報量を再設計する余地がある。

5. 既存ターゲットは互換維持だが「今がテストの好機」

現行のすべての拡張ターゲットは新レイアウトにマッピングされ、引き続きサポートされる。ただしプレビューは 2026/6/12 まで。マーチャント公開前に検証しておくことで、必要な調整を先行できる。GA 日・API/Webhook 仕様への言及は記事に 記載なし

8業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

自社の顧客アカウント拡張を「公開前」に総点検

課題
inline / full-page 拡張が、新しいシングルカラム&狭い幅のレイアウトで崩れないか分からない。マーチャントに公開されてから不具合が出ると影響が大きい。
打ち手
2026/6/12 までのプレビュー期間に、全拡張ターゲットを新レイアウト上でテストし、折返し・はみ出し・幅依存のスタイルを洗い出す。
効果
本リリース前に修正を完了でき、移行時の表示崩れリスクをゼロに近づけられる。
技術メモ
inline は従来より狭い幅で描画。full-page は narrow / wide を選べるので、コンテンツに応じて宣言を見直す。
summary action
USE CASE 2

注文系拡張の「発見性アップ」を使い倒す

課題
再注文・返品・配送追跡などの order action / order summary 拡張が、モバイルでタップの裏に埋もれて利用率が伸びない。
打ち手
order action がより目立ち、order summary がタップ不要で表示される新挙動を前提に、文言・CTA・表示情報を再設計する。
効果
顧客が機能を発見・利用しやすくなり、再注文やセルフサービス系拡張の利用率向上が見込める。
技術メモ
モバイルでの「タップして表示」が無くなる前提でファーストビューの情報量を調整。可視性向上は記事に明記された挙動。
USE CASE 3

full-page 拡張のレイアウトをコンテンツ特性で最適化

課題
データ量の多い管理系フルページ拡張を、狭いネイティブ幅に押し込むと一覧性が落ちる。逆に案内系を広げると間延びする。
打ち手
表・ダッシュボード等のデータ量重視のものは wide レイアウト、シンプルな案内はネイティブ準拠の narrow を選択する。
効果
コンテンツに最適な幅で、ネイティブページと一貫したUXを保ちながら見やすさを確保できる。
技術メモ
full-page 拡張は mobile-first の narrow か wide を選べる、という記事記載の挙動を前提に幅を決定する。

9提案で使える1行サマリ

「顧客アカウントがデスクトップ/モバイル共通のシングルカラムに刷新。
inline 拡張は幅が狭くなり、full-page は narrow/wide を選択、注文系拡張はモバイルでも目立つ。
全ターゲットは互換維持だが、2026/6/12 までのプレビュー期間に表示崩れを検証しておくのが安全。