POS / 新機能

割引コードを「QR スキャン」で適用
長いコードの手打ちが消える

スタッフはレジで QR を読むだけで割引コードを適用できるようになった。管理画面では任意の割引コードからスキャン可能な QR を生成・印刷・共有でき、店頭やオンラインで使える。

このページの構成
  1. そもそも何が変わるのか(30秒で理解)
  2. 仕組み図解 : QR の生成から適用までの流れ
  3. 対象になる割引/ならない割引
  4. 従来(手入力)vs スキャンの比較
  5. 利用シーン(POS / オンライン)
  6. 使い方(3ステップ)
  7. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  8. 業務に活かせる3つのユースケース
  9. 提案で使える1行サマリ

1そもそも何が変わるのか

これまでスタッフはレジで割引コードを 1 文字ずつ手入力 していた。
今回から、管理画面で割引コードから スキャン可能な QR コードを生成 でき、 レジ(POS)やオンラインで その QR を読むだけ で割引が適用される。

従来 : 長いコードを手打ち

SUMMER20 のようなコードをキーパッドで入力。打ち間違い・確認の手間が発生し、混雑時はレジが詰まる。

これから : QR をスキャン

QR を読み取るだけで割引が適用。手打ちより明確に速く、レジのスタッフ負荷とミスを減らせる。

2仕組み図解 : QR の生成から適用までの流れ

Shopify 管理画面 割引コードを開く QR を生成・DL 印刷・共有 店頭 POP / レジ横 顧客へ配布 / Web 掲載 紙でもデジタルでも スキャン POS のカメラ / ハードウェアスキャナ URL を読み取り チェックアウトに適用 discount/SUMMER20 を解決 カートに割引を反映
QR の中身は 新しい仕組みではなく、Shopify が従来から使ってきた共有リンク
https://{shop}.myshopify.com/discount/{CODE} という URL がそのままエンコードされている。POS はこの URL を読み取って割引を解決する。

3対象になる割引/ならない割引

対応

商品単位の割引コード

特定商品に効く product-specific な割引コード。QR を生成してスキャン適用できる。

対応

注文単位の割引コード

注文全体に効く order-level の割引コードも対象。

自動割引(Automatic discounts)は対象外。そもそもスキャンすべきコードが存在しない(コードレスで自動適用される割引)ため、QR スキャンの仕組みには含まれない。

4従来(手入力)vs スキャンの比較

項目従来(手入力)QR スキャン
適用の操作 手打ち キーパッドで 1 文字ずつ スキャン カメラ / ハードウェアスキャナで一発
スピード 長いコードほど遅い 明確に速い レジ待ちの摩擦を低減
入力ミス 打ち間違いが起きうる 読み取りで転記ミスを回避
QR の作成元 管理画面で割引コードから生成・DL
利用チャネル POS / オンライン(コピペ) POS(カメラ/スキャナ)+ オンライン(顧客が利用)

5利用シーン(POS / オンライン)

POS でスキャン適用

店舗のレジで、端末のカメラまたは接続済みハードウェアスキャナで読み取り、その場で割引を適用。

オンラインで顧客が利用

顧客に QR を共有すれば、オンラインショッピング時にそのまま割引を適用できる。

印刷して店頭・配布

生成した QR を印刷し、レジ横に常設したり、顧客へ配布したり、店頭 POP に掲示できる。

6使い方(3ステップ)

1

割引コードを開く

管理画面で対象の割引コードを開く。

2

QR を生成・ダウンロード

スキャン可能な QR を生成して取得。

3

共有・スキャンして適用

印刷・配布・掲載し、POS / オンラインで読み取れば割引適用。

詳細な手順は Shopify ヘルプセンターの「割引コードのスキャン」案内に記載。商品単位・注文単位どちらの割引コードでも生成できる。

7技術者が押さえるべき5つのポイント

/discount/

1. QR の中身は既存の共有リンク

QR は https://{shop}.myshopify.com/discount/{CODE} をエンコードしただけ。Shopify が以前から使ってきた共有割引リンクと同一フォーマット。

No GS1

2. GS1 Digital Link は不使用

本リリースでは GS1 Digital Link は採用していない。あくまで通常の URL を QR 化している点に注意。

3. 自作 QR は URL 形式を合わせる

アプリが独自に Shopify 割引コードの QR を生成している場合、この URL 形式に揃えること。揃えれば POS スキャンと互換になる。

%25 ×2

4. 特殊文字コードは「二重」URL エンコード

特殊文字を含むコードは Shopify のルートヘルパーが 2 回 URL エンコードする。SUMMER20 等の英数字なら no-op だが、特殊文字を含む場合は POS が正しくデコードできるよう 二重エンコードに合わせる必要がある。

5. 自動割引はスキャン対象外(設計上の前提)

QR スキャンが効くのは コードを持つ割引(product-specific / order-level の割引コード)だけ。自動割引はコードが存在しないため対象外。販促を「スキャンで適用」前提で設計するなら、コード型割引で用意する必要がある。

8業務に活かせる3つのユースケース

店頭 POP
USE CASE 1

店頭 POP / レジ横で「読むだけクーポン」を常設

課題
来店客向けクーポンを口頭やレシートで案内しても、レジでスタッフが長いコードを手打ちする手間とミスが残る。
打ち手
キャンペーン用の割引コードから QR を生成・印刷し、レジ横やレシートに掲示。スタッフは POS のカメラ/スキャナで読み取るだけ。
効果
レジ処理が速くなり混雑時の摩擦を低減。コードの打ち間違いによる適用ミスも防げる。
技術メモ
コードは SUMMER20 等の英数字に統一しておくと二重エンコードの考慮が不要(no-op)で運用が安定。
USE CASE 2

チラシ・DM・SNS の「オンライン誘導クーポン」

課題
紙のチラシや DM からオンライン購入へ誘導したいが、コード入力の一手間で離脱が起きる。
打ち手
割引コードの QR をチラシ・DM・SNS 画像に掲載。顧客はスマホで読み取り、そのままオンラインで割引適用して購入できる。
効果
オフライン施策からオンライン購入への導線がスムーズになり、コード入力での離脱を抑制。
技術メモ
QR の URL は /discount/{CODE} 形式。施策ごとにコードを分ければ、流入元別の効果測定もしやすい。
USE CASE 3

アプリ/パートナーが発行する QR を POS 互換にする

課題
会員アプリやクーポン配布アプリが独自に QR を生成しており、Shopify POS でスキャンしても割引が適用できない。
打ち手
自作 QR のエンコード対象を https://{shop}.myshopify.com/discount/{CODE} 形式に統一。特殊文字コードは Shopify の二重エンコードに合わせる。
効果
アプリ発行 QR がそのまま POS スキャンで通り、店舗オペレーションとアプリ施策が分断なくつながる。
技術メモ
GS1 Digital Link ではなく通常 URL。特殊文字を避けて英数字コードにすればデコード不整合のリスクを最小化できる。

9提案で使える1行サマリ

「割引コードを 管理画面で QR 化 し、POS のカメラ/スキャナやオンラインで読むだけで適用できる新機能。
中身は従来の /discount/{CODE} 共有リンク。手打ちより速くミスが減り、店頭 POP・チラシ・アプリ連携まで横展開できる。
(自動割引は対象外)」