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/llms.txt・/llms-full.txt・/agents.md を
テーマ側で自由に出し分け

ストアには既定の agents.md/agents.md で配信され、/llms.txt/llms-full.txt も既定ではその内容を指す。テーマに専用テンプレートを置けば、パスごとに違う内容を返せるようになった。

このページの構成
  1. 30秒で理解 : 何ができるようになったか
  2. 3つのパスと既定の挙動
  3. フォールバックの仕組み図解
  4. テンプレートと制御範囲の対応表
  5. 設定手順(3ステップ)
  6. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  7. 業務に活かせる3つのユースケース
  8. 提案で使える1行サマリ

130秒で理解 : 何ができるようになったか

すべての Shopify ストアには、AI エージェント向けの説明ファイル agents.md が最初から備わっており /agents.md で配信される。
今回、テーマの templates/ 配下に専用テンプレートを置くと、/agents.md / /llms.txt / /llms-full.txt のパスごとに違う内容を返せるようになった。

これまで : 既定の内容のみ

3つのパスはすべて Shopify が自動生成した agents.md の内容を返すだけ。店ごとの出し分けはできなかった。

これから : パス別にカスタム可

テーマに .liquid テンプレートを置けば、パスごとに独自内容を配信。テンプレートが無いパスは既定へフォールバック。

23つのパスと既定の挙動

PATH

/agents.md

AI エージェント向けの説明ファイル。既定ではこの内容が他の2パスの内容も兼ねる(基準となるパス)。

PATH

/llms.txt

LLM 向けのインデックス的ファイル。既定では agents.md と同じ内容を指す。

PATH

/llms-full.txt

LLM 向けのフル版ファイル。既定では agents.md と同じ内容を指す。

3つのパスは 既定では同じ内容(agents.mdを返す。出し分けたいパスにだけテンプレートを追加すればよい。

3フォールバックの仕組み図解

リクエスト 例: /llms.txt ① 専用テンプレ llms.txt.liquid はある? 無い ② agents.md テンプレ はある? 無い ③ Shopify 既定 自動生成された agents.md あればここで確定して配信
あるパスに専用テンプレートが無い場合 → まず agents.md テンプレートに、それも無ければ Shopify が自動生成した既定に、の順でフォールバックする。

4テンプレートと制御範囲の対応表

テンプレート制御するパス備考
templates/agents.md.liquid /agents.md 基準 他の2パスの既定値も兼ねる
templates/llms.txt.liquid /llms.txt のみ このパス専用
templates/llms-full.txt.liquid /llms-full.txt のみ このパス専用
(テンプレート無し) 該当パス agents.md テンプレ → Shopify 既定 の順でフォールバック

5設定手順(3ステップ)

1

Edit code を開く

Online Store > Themes > Edit code(コードを編集)へ。

2

templates にファイル追加

出し分けたいパスの .liquid テンプレートを作成。

3

内容を記述して保存

各パスへアクセスして、意図した内容が返るか確認。

テンプレートの具体的な記法・Liquid で使える変数・キャッシュ挙動などの詳細は元記事に記載なし。更新されたドキュメントを参照のこと。

6技術者が押さえるべき5つのポイント

1. デフォルトで全店に存在

どのストアにも既定の agents.md が用意され /agents.md で配信済み。/llms.txt / /llms-full.txt も既定で同じ内容を返す。

.liquid

2. 実体は Liquid テンプレート

制御は templates/ 配下の .liquid ファイル。テーマのコード編集で完結し、追加アプリは不要。

専用 既定

3. パス単位で粒度を選べる

agents.md.liquid 1枚で3パスをまとめて制御も、各 .liquid で個別制御も可能。出し分けたいパスにだけ置く。

4. 3段フォールバックを意識

専用テンプレ → agents.md テンプレ → Shopify 既定 の順。意図せず既定が出ていないか、各パスへ実アクセスして確認する。

5. 記法・キャッシュ等の詳細は別途ドキュメント確認

元記事はパス・テンプレート名・フォールバック順までの説明。Liquid 変数の制約、配信形式(MIME)、キャッシュやプレビュー挙動などは更新されたドキュメントで確認し、本番反映前に実 URL で検証すること。

7業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

AI エージェント/LLM 向けに「店舗の取扱説明」を最適化

課題
AI エージェントやクローラーが既定の agents.md しか参照できず、ブランドの問い合わせ導線・取扱方針・ポリシーが正確に伝わらない。
打ち手
agents.md.liquid を1枚追加し、店舗の説明・連絡先・利用ガイドをブランド仕様に書き換える。3パス分を一括でカバー。
効果
AI 経由の参照精度が上がり、3パス共通の内容を1ファイルで一元管理できる。
技術メモ
agents.md テンプレは他2パスの既定も兼ねるため、まずここを整えるのが費用対効果が高い。
llms llms-full 出し分
USE CASE 2

インデックス版とフル版で内容を出し分け

課題
/llms.txt(軽い目次的内容)と /llms-full.txt(詳細な全文)で、本来は粒度を変えたいのに既定では同一内容になってしまう。
打ち手
llms.txt.liquid に要点インデックスを、llms-full.txt.liquid に詳細版を記述し、パス別に最適化する。
効果
用途に応じた粒度を提供でき、軽量参照と詳細参照を使い分けられる。
技術メモ
2パスに専用テンプレを置けば agents.md 既定とは独立。片方だけ置いて残りを既定に任せる構成も可能。
USE CASE 3

制作会社が複数ストアへ標準テンプレを横展開

課題
受託案件ごとに AI 向けファイルの整備がバラバラで、品質と運用が属人化している。
打ち手
自社標準の agents.md.liquid(必要なら llms 系も)をテーマに同梱するベースキットを用意し、新規構築時に投入する。
効果
納品物の品質を平準化し、AI 対応を初期構築の標準工程に組み込める。
技術メモ
テーマのコード編集だけで完結するためアプリ依存なし。テーマ配布・複製にそのまま乗る。

8提案で使える1行サマリ

/agents.md/llms.txt/llms-full.txt を、テーマの .liquid テンプレートでパスごとに出し分け可能に
全店にデフォルトで存在・アプリ不要・テンプレが無ければ agents.md → Shopify 既定へ自動フォールバック。
AI/LLM 向けの『店舗の取扱説明』をブランド仕様に最適化する標準工程として組み込める。」