これまで POS チャネル側と管理画面側に分かれていたスタッフ管理が、1 か所(Settings > Users)に集約。季節スタッフの休止・再開、高信頼ロールの識別、複数ストア横断のロール付与もしやすくなった。既存ユーザー・権限・ロールは自動移行済み。
POS ユーザーは POS チャネルで、Admin ユーザーは管理画面で。同じ人でも別プロフィール・別作業になりがちだった。
POS も Admin も同じ画面で。1 ユーザープロフィールで複数ストア・複数ロールを扱え、季節スタッフは削除せず休止できる。
POS チャネルではなく「設定 > ユーザー」で、POS ユーザーの作成・ロール割当・PIN 管理ができる。
Shopify Plus なら、1 ユーザープロフィールで組織内の複数ストアに POS アクセスを付与可能。重複プロフィール不要。
アカウントを削除せずに休止/無効化。戻ってきたら再有効化して、これまでの履歴を引き継げる。
業務に合うカスタムロールを作成し、1 人に必要なだけ付与できる(例 : 「店長」+「マーケター」)。
強い権限を持つユーザーを識別しやすくするための新 POS ロールを用意。全ユーザーは従来権限を維持するが、1 点だけ例外あり(→ セクション5)。ロール名は POS Administrator(旧 Full permissions)/POS Device Setup(新規デバイス設定用)/POS User Administrator(ユーザー管理用)/Organization POS Administrator(全ストア横断でロールの作成・編集・削除)。
| 新ロール名 | 役割 | 備考 |
|---|---|---|
| POS Administrator | POS の全権限。 | 改称 旧「Full permissions」。 |
| POS Device Setup | 新しいデバイス(POS 端末)のセットアップ用。 | 新設 |
| POS User Administrator | ユーザーの管理用(=既存ロールをユーザーに割り当てる)。 | 従来この権限を持っていた人に自動付与済み。 |
| Organization POS Administrator | 全ストア横断でロールの作成・編集・削除を行う。 | 自動付与なし 必要なら手動で付与(→ セクション5)。 |
| 項目 | 従来 | 統合後(今回) |
|---|---|---|
| 管理場所 | 分裂 POS チャネル + 管理画面 | 一元化 設定 > ユーザー に集約 |
| POS ユーザーの PIN / ロール | POS チャネル側で設定 | 管理画面の「設定 > ユーザー」で設定 |
| 複数ストアへのアクセス | ストアごとにプロフィール重複 | 1 プロフィール 組織内の複数ストアへ付与(Plus) |
| 季節スタッフ | 削除 → 戻ったら再作成(履歴喪失) | 休止/再開 履歴を保持したまま再有効化 |
| 1 人あたりのロール | 単一ロール前提の運用になりがち | 複数ロール 必要な数だけ付与可能 |
| ロールの作成/編集/削除 | ショップ単位の権限 | 組織全体の権限へ 自動付与なし(要手動) |
公式は「この変更の結果、ユーザーとロールの一覧を見直して整理する必要があるかもしれない」と案内している。次の流れが安全。
「設定 > ユーザー」で、移行後の POS + Admin ユーザーをまとめて見直す。
POS Administrator 等の強権限が、誰に付いているかを洗い出す。不要な広域権限は外す。
全ストアのロール管理を続けさせたい人にだけ Organization POS Administrator を付与。
既存ユーザー・権限・ロールは自動移行され、全員が現状のアクセスを維持。移行作業そのものは不要だが、結果の棚卸しは推奨。
権限は基本そのまま継承。例外は「ロールの作成/編集/削除」だけ。これは組織権限へ昇格し、セキュリティ上あえて自動付与していない。
Plus では 1 プロフィールで複数ストアにまたがるアクセスを表現。ストアごとの重複ユーザーを統合できるが、その分 1 アカウントの影響範囲は広がる。
POS の PIN 設定が「設定 > ユーザー」に移った。レジ運用の手順書・オンボーディング資料は、POS チャネルからの導線を書き換える必要がある。
公式アナウンスは管理画面の運用変更が主旨で、Admin API・Webhook・スタッフ権限のプログラム的扱いには言及が記載なし。組織レベルのロール構造を IaC やスクリプトで扱いたい場合は、別途サンドボックスで挙動を検証すること。複数ロール付与・休止状態がどう API に表れるかも未確認。