Shopify Flow / 新アクションB2B

Vault 済み決済方法への
「支払期日が来たら自動で課金」

支払条件(payment terms)付きの B2B 注文に対し、保管済み(vaulted)のクレジットカードへ課金、または銀行口座から引き落としを、支払期日に Flow が自動で実行する新アクション。

このページの構成
  1. 何が追加されたのか(30秒で理解)
  2. 用語整理 : vaulted / payment terms とは
  3. 仕組み図解 : 期日が来てから課金されるまで
  4. このアクションができること・できないこと
  5. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  6. 業務に活かせる3つのユースケース
  7. 提案で使える1行サマリ

1何が追加されたのか

Shopify Flow に 「Charge vaulted payment for B2B order(B2B 注文の vault 済み決済を課金)」 という新しいアクションが追加された。
支払条件(payment terms)付きの B2B 注文について、支払期日が来たタイミングで、保管済みのクレジットカードへ課金、または保管済みの銀行口座から引き落としを行う。

これまで : 期日が来たら手で課金

支払条件付き注文(ネット30 など)の入金管理。期日到来を見て、担当者が請求・課金処理を手動で回す必要があった。

これから : Flow が期日に自動課金

vault 済みのカード/銀行口座を、Flow アクションが支払期日に自動で課金・引き落とし。請求消込のオペレーションをワークフロー化できる。

記事に明記されている事実は 「アクションの存在」「対象が B2B のうち支払条件付き注文」「課金対象は vault 済みカード or 銀行口座」「実行タイミングは支払期日」 の 4 点。トリガー条件・対応プラン・対応国などの詳細はこの告知には記載なし(ヘルプセンター参照)。

2用語整理 : vaulted / payment terms とは

用語

vaulted(vault 済み)

顧客が事前に登録・保管しておいた決済手段のこと。本アクションでは vault 済みのクレジットカードvault 済みの銀行口座 が課金・引き落とし対象。

用語

payment terms(支払条件)

「期日までに支払う」型の B2B 注文に付く支払条件。本アクションは この支払条件が付いた注文 を対象に、支払期日に課金する。

用語

Flow アクション

Shopify Flow のワークフロー内に置く「実行ステップ」。トリガー+条件の後ろに本アクションを接続して、課金処理を自動化する。

3仕組み図解 : 期日が来てから課金されるまで

B2B 注文 支払条件あり vault 済み決済 受注時点 支払期日 payment due トリガー Flow アクション Charge vaulted payment for B2B order 自動実行 vault 済みカードへ課金 credit card charge vault 済み銀行口座から引落 bank account debit
この図の「トリガー(支払期日)」部分の具体的な構成方法(どのトリガー/スケジュール/条件と組むか)は告知本文には記載なし。ワークフローの組み方はヘルプセンターのアクション解説で確認すること。

4このアクションができること・できないこと

観点内容出典
対象の注文 B2B 支払条件(payment terms)が付いた B2B 注文 告知に明記
課金対象 vault 済みのクレジットカード(課金)/ vault 済みの銀行口座(引き落とし) 告知に明記
実行タイミング 支払いが 期日(when payment is due) を迎えたとき 告知に明記
提供形態 Shopify Flow のアクションとして提供(ワークフローに組み込む) 告知に明記
対応プラン/対応国 記載なし —(ヘルプ要確認)
失敗時の挙動・リトライ 記載なし —(ヘルプ要確認)

5技術者が押さえるべき5つのポイント

1. これは「Flow アクション」

独立した API ではなく Flow ワークフローの 1 ステップ。トリガー+条件と組んで初めて動く。Flow が使える環境(B2B 運用)が前提になる。

2. 課金対象は2種類で挙動が違う

vault 済みカードは「課金(charge)」、vault 済み銀行口座は「引き落とし(debit)」。同じアクションでも決済手段により処理系統・着金タイミングが異なる前提で設計する。

3. 実行は「支払期日」基準

受注時点ではなく payment terms の期日 がトリガー軸。期日到来をどう検知してアクションへ繋ぐか(スケジュール/注文イベント)は告知に記載なし=設計検証が必要。

RETRY?

4. 失敗時ハンドリングは別途設計

カード拒否・口座残高不足などの失敗時挙動/リトライ/通知は告知に記載なし。失敗分岐・再課金・担当者アラートを Flow 側で別ブランチとして組むのが安全。

手動 Flow

5. 「請求消込の自動化」として位置づける

本質は B2B の 後払い債権の回収オペレーションを Flow に載せること。これまで担当者が期日管理+手動課金していた工程を、ワークフロー化して属人性とミスを減らす。対応プラン・対応国はヘルプセンターで事前確認すること。

6業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

卸・B2B の「ネット支払い(後払い)」回収を完全自動化

課題
支払条件(ネット30 等)の B2B 注文が増え、期日管理と手動課金を経理担当がスプレッドシートで回しており、抜け漏れ・遅延が発生。
打ち手
支払期日をトリガーに「Charge vaulted payment for B2B order」アクションを実行する Flow を組み、vault 済みカード/口座へ自動課金・引き落とし。
効果
債権回収の属人化を解消し、入金遅延と請求漏れを削減。経理の月次工数を圧縮。
技術メモ
失敗(カード拒否・残高不足)時は別ブランチで担当者アラート+再課金を組む。対応プランは事前にヘルプセンターで確認。
USE CASE 2

カードと銀行口座を「決済手段ごとに分岐」して最適課金

課題
取引先によって登録決済が vault 済みカードだったり銀行口座だったりバラバラで、回収方法を手作業で振り分けている。
打ち手
同一アクションがカードは「課金」、口座は「引き落とし」を担うため、注文の決済手段で条件分岐させつつ同じ回収フローに集約。
効果
決済手段が混在しても 1 本のワークフローで統一運用でき、回収プロセスの設計・保守がシンプルになる。
技術メモ
カード課金と口座引き落としは着金タイミング・失敗事由が異なる。消込・督促の SLA は手段別に分けて設計するのが無難。
USE CASE 3

請求業務を「コードレス」で内製化・運用移管

課題
後払い回収のために決済 API を叩くバッチを自前開発・保守しており、仕様変更のたびにエンジニア工数がかかる。
打ち手
Flow の標準アクションに置き換え、ノーコードのワークフローとして運用部門へ移管。期日トリガー+本アクション+失敗分岐で構成。
効果
カスタム実装・保守の負債を削減し、回収ロジックの変更を運用側で完結。エンジニアは別の開発に集中できる。
技術メモ
API・Webhook での扱いは告知に記載なし。自動化要件が複雑な場合はサンドボックスで期日トリガーと失敗時挙動を事前検証すること。

7提案で使える1行サマリ

「支払条件付きの B2B 注文を、支払期日に Flow が vault 済みカードへ自動課金/銀行口座から自動引き落とし
後払い債権の回収オペレーションを、属人的な手作業からノーコードのワークフローへ移せる新アクション。」