これまで 1 商品に適用できるプロダクト割引は 1 つだけだった。今後はタグでグループ化した割引同士を組み合わせられ、重複するキャンペーンがカートの競合や回避策なしでそのまま同時に効く。
プロモーションが重なると、どちらか一方しか効かない。回避のためにカート側の作り込み(ワークアラウンド)が必要だった。
重複するプロモーションが同時に適用される。割引コードと自動プロダクト割引の組み合わせも同一アイテム上で可能。
同じアイテムに対して、複数のプロダクト割引を組み合わせて適用できる。
割引コードと、自動適用のプロダクト割引を、同じアイテム上で組み合わせられる。
例 : loyalty / seasonal / affiliate。
どのタグ付き割引同士を併用できるかを決める。
設定したルールに従って、割引が自動で適用される。
| 項目 | 従来 | 今回の変更後 |
|---|---|---|
| 同一商品へのプロダクト割引 | 1 つだけ | 複数を組み合わせ可 |
| 割引コード × 自動プロダクト割引 | 同一アイテム上での併用は不可 | 同一アイテム上で併用可 |
| プロモーションが重なったとき | カートの競合/回避策が必要 | 競合・回避策なしで同時適用 |
| 組み合わせの制御方法 | 記載なし | 割引にタグを付け、タグ単位で組み合わせ可否を設定 |
| 適用タイミング | — | チェックアウトでルールに従い自動適用 |
併用可否はタグ同士のルールで決まる。つまり タグ設計=割引の名前空間設計。loyalty / seasonal / affiliate のような運用主体に沿った命名規約を先に決めておかないと、キャンペーンが増えるほど組み合わせ表が破綻する。
「割引コード」と「自動プロダクト割引」を同一アイテムに重ねられる。クーポン配布と常時セールを別物として扱っていた既存の運用ルール・管理台帳は、前提を見直す必要がある。
記事は「カートの競合や回避策なしで適用される」と明言している。裏を返すと、これまで併用を実現するために組んでいた仕掛け(Function / スクリプト / 手動値引き等)が 二重値引きの原因 になり得る。移行時は先に外す設計が要る。
20%(率)と $10(定額)が重なったときの適用順、下限価格や原価割れのガード、上限枚数についての言及は 記載なし。粗利影響が出る箇所なので、本番投入前にテストストアで実値を検証すること。
Changelog の記載は管理画面の運用(タグ付け・組み合わせ設定・自動適用)レベルまで。Admin API や Discount Function からのタグ操作、対象プラン、ロールアウト範囲は 記載なし。自動化・レポーティング要件がある案件では、実装前に Shopify 側の最新ドキュメントで裏取りが必須。
seasonal、提携施策に affiliate のタグを付け、この 2 タグを組み合わせ可に設定。記事の例(冬コレ 20% OFF + ブーツ $10 OFF)と同じ構成。loyalty、配布コードに施策別タグを付与し、両者を組み合わせ可に設定。割引コードと自動プロダクト割引の同一アイテム併用は今回の対応範囲内。