スタッフが作りかけたカートは自動保存され、別の端末・別のスタッフが引き継いで会計まで完了できる。売場で接客したまま作ったカートを、そのままレジに渡せる。
売場のモバイルで組んだカートは、その端末で会計するしかない。レジに移るなら口頭で伝え直すか、打ち直すことになる。
組み立て途中でも自動保存。どの端末からでも同じカートを開いて続けられ、別のスタッフがそのまま決済まで完了できる。
| 項目 | 従来 | Cart sharing |
|---|---|---|
| カートの保存 | 端末内 作った端末で完結 | 自動保存 組み立て中から保存される |
| 別端末からの継続 | 不可(打ち直し) | 可 どの端末からでも開ける |
| 別スタッフへの引き継ぎ | 口頭・メモで伝達 | 可 そのまま会計まで完了できる |
| 複数顧客の同時対応 | カートの切替が前提にない | 切替可 顧客別カートを行き来できる |
| オープン中カートの可視化 | 記載なし | 専用ビュー 既定でログイン中スタッフに絞込 |
| 下書き注文への変換 | 記載なし | 1スワイプ |
チームのオープン中カートが一覧で整理される。既定のフィルタはログイン中のスタッフなので、まず自分の担当分だけが目に入る。フィルタを外せばチーム全体のカートに辿り着ける。
その場で決まらなかったカートは、1スワイプで下書き注文(draft order)に変換できる。後日の追客や、支払いリンク送付といった既存の下書き注文フローに接続できる。
すべての POS Pro マーチャントが対象。POS Lite での提供有無は記載なし。
この機能はバージョン 11.11 で提供。店舗の全端末のアプリ更新状況を揃えておく必要がある。
従来「端末ローカルの一時状態」だったカートが、端末をまたいで参照できる共有リソースになる。オフライン時の挙動や競合(同じカートを2端末で同時に開いた場合)については記載なし = 実機検証が必要な領域。
Changelog は POS アプリの機能説明にとどまり、Admin API や POS UI Extensions からカートを操作できるかは記載なし。外部システム連携を設計する前に開発者ドキュメント側の確認が要る。
作った人と会計した人が分かれる以上、スタッフ別実績の集計方針を先に決める必要がある。カートに紐づくスタッフ帰属がどう記録されるかは記載なし = インセンティブ制度がある店舗ほど事前確認が必須。
カートビューは初期状態でログイン中スタッフに絞り込まれる。他人のカートを引き継ぐ運用にするなら、フィルタを外す操作をオペレーションに明記しないと「渡したのに見つからない」が起きる。
カートを 1 スワイプで下書き注文に変えられるということは、下書き注文をトリガにした既存の Flow / アプリ / Webhook の仕組みに、店頭の未成約カートを乗せられるということ。追客メール、在庫取り置き、後日決済リンクなどを既存資産のまま接続できる。ただし変換後の下書き注文にどのメタ情報が載るかは記載なし。