これまで端末の追加・入れ替えは、いちばん忙しい時間帯に新しい端末へ認証情報を打ち込む作業だった。これからは、すでにサインイン済みの近くの端末で「承認」を押すだけで、新端末がショップとロケーションにサインインされる。
端末を足す/入れ替えるたびに、新しい端末の画面で認証情報を入力。必要になるのは繁忙のピークという最悪のタイミング。
近くのサインイン済み端末が新端末を Bluetooth で検出。権限を持つスタッフが承認 → PIN 入力で、新端末がサインイン完了。
追加・交換したい端末を用意する。認証情報の入力は不要。
サインイン済みの端末が Bluetooth 越しに新端末を見つける。
POS Device Setup ロールを持つスタッフが承認をタップし、店長 PIN を入力。
新端末が該当ショップ・該当ロケーションにサインインされ、すぐ使える。
サインイン済みの端末が Bluetooth で新端末を検出し、承認を促す。端末を持ち上げるだけで流れが始まる。
Bluetooth が使えない環境では、ログイン済みの端末に表示された QR コードをスキャンして代替できる。
新しくサインインした端末は既定で「今日だけ」有効。イベントが終わった後も端末がログインしたまま残らない、という設計思想。
より長いセッションを望むマーチャントは、POS チャネルの管理画面で「Forever」を有効化できる。
POS Device Setup ユーザーロールを持つスタッフだけが承認をタップできる。
承認のタップに加えて store manager PIN の入力が必要。端末を勝手に増やせない。
この機能をショップ単位でオンにする方法・権限・設定はヘルプセンターに案内あり。
| 項目 | 従来 | Quick nearby device login |
|---|---|---|
| 新端末のサインイン | 手入力 新端末に認証情報をタイプ | 承認 近くの端末でタップ承認 |
| きっかけ | 操作者が新端末で手順を進める | Bluetooth で近くの端末が自動検出 |
| Bluetooth が無い場合 | — | QR ログイン済み端末の QR をスキャン |
| 認証の担保 | 認証情報を知っている人が入力 | POS Device Setup ロール + 店長 PIN |
| サインイン先 | 入力内容に依存 | 承認元と同じショップ・ロケーション |
| セッション期間 | 記載なし | 今日だけ(既定)/ Forever は任意で有効化 |
| 発生タイミングの痛み | 混雑ピークに入力作業が刺さる | 数タップで完了、レジ前で止まらない |
端末側でのクレデンシャル入力を無くし、既存端末での承認に置き換える設計。現場に認証情報を口頭・紙で共有する運用があるなら、それを廃止できる余地が生まれる。
Bluetooth 検出も QR スキャンも、その場に既存端末があることを前提にした承認。リモートから端末を増やす経路にはならない。
POS Device Setup ロールの付与設計がそのまま「誰が端末を増やせるか」の設計になる。ロールを配りすぎると承認の壁が形骸化する。
「今日だけ」が既定なのは、イベント後に端末がサインインしたまま残らないようにするため。Forever は明示オプトインなので、有効化はリスク判断とセットで。
告知にあるのは ショップ単位の有効化・権限・設定はヘルプセンター参照 という案内まで。どのハードウェア/OS バージョンで Bluetooth 検出が動くか、対応国、Admin API や Webhook からの扱いについては言及がない。導入前に実機で確認するのが前提になる。