キャンペーン開始、LP 公開、仕入先変更、ポップアップ出店 ——「いつ何があったか」がチャート上に印として乗る。アプリが追加した注釈は、どのアプリが付けたか(アプリ名・ロゴ)まで表示される。レポートの数値そのものは一切変わらない。
「7/12 に売上が跳ねている」まではわかるが、なぜ跳ねたかはチャートの外。スプレッドシートや Slack の記憶を掘り返して突き合わせるしかなかった。
キャンペーン開始・LP 公開・仕入先変更などの注釈が同じチャート上に並ぶ。数値の変化と出来事を同じ画面で読める。アプリ由来なら出どころ(アプリ名・ロゴ)も表示。
記事に挙げられている例。「特定の日付」だけでなく「日付範囲」にも付けられるのがポイント。
記事が「注釈と比較できる分析データ」として挙げている指標。売上系だけでなく 返品・フルフィルメント実績 まで含まれるのが実務的に効く。
日付範囲の注釈と売上カーブを重ねる。
公開日を境に前後比較する。
フルフィルメント指標と突き合わせる。
今回のアップデートの主眼はここ。アプリが注釈を追加した場合、Shopify 管理画面は そのアプリ名やロゴを表示する。レポートを見ている人が「この文脈情報はどこから来たのか」を判断できる。
注釈のラベルにアプリ名/ロゴが添えられる。複数のアプリが同時に注釈を投げている環境でも、情報源の切り分けができる。
記事の言葉では「レポートを見返しているときに、その文脈がどこから来たのかを理解する助けになる」。出どころ不明の注釈が混ざらない設計。
| 項目 | 今回の記事に書かれていること | 判定 |
|---|---|---|
| チャート上に出来事の印を表示 | 特定の日付、または日付範囲に注釈を表示できる | できる |
| アプリ追加分の識別 | アプリが追加した注釈は、アプリ名やロゴで出どころを表示 | できる |
| 複数指標との突き合わせ | 売上/セッション/CVR/AOV/販売点数/返品/フルフィルメント実績 | できる |
| レポートの数値を書き換える | 「注釈はレポートデータを変更しない」と明記 | しない |
| 因果の証明 | 「何が指標に影響したかもしれないかを理解する助けになる」文脈追加まで | しない |
| 対象プラン・対象国 | 言及なし | 記載なし |
| 手動で注釈を追加する手順 | この記事には手順の記載なし(詳細はヘルプ「Annotations in Shopify reports」を参照) | 記載なし |
| API / GraphQL / Webhook 仕様 | 言及なし | 記載なし |
| 対応するアプリの一覧 | 言及なし(「アプリが注釈を追加したとき」という記述のみ) | 記載なし |
| 対象レポート/チャートの範囲 | 「your analytics charts」とのみ。個別レポート名の指定は無し | 記載なし |
「注釈はレポートデータを変更しない」と明言されている。既存の集計・エクスポート・BI 連携への影響を心配する必要は無い。可視化の上に重ねるオーバーレイと捉えるのが正しい。
a specific date or date range と書かれている。ローンチのような単発イベントと、セール期間・ポップアップ出店のような継続イベントを、同じ仕組みで扱える。
アプリ名やロゴが表示される仕様。誰の主張なのかが UI 上で保証されるので、複数アプリが注釈を出す環境でもノイズと有用情報を分離できる。
この記事は「表示されるようになった」という告知。アプリ側からどう登録するか(Admin API / GraphQL / スコープ)の記載は無い。自社アプリから注釈を投げたい場合は開発者ドキュメントを別途確認する必要がある。
記事は一貫して「what might have influenced your metrics」という言い方をしている。注釈は「この時期にこれがあった」を並べるだけで、寄与度を計算してくれるわけではない。効果測定の設計(比較期間・季節性・他施策との重なり)は従来どおり人間側の責任。分析レポートに転載するときは、注釈=仮説であることを明示しておくと後で揉めない。