Developer Changelog / Admin・Polaris

Shopify 管理画面が新デザインに
アプリは「自動で追従」か「Polaris 2.0 を自分で選ぶ」か

2026年9月15日から管理画面の新しい見た目が段階的にロールアウト。Admin UI extensions/App Home UI extensions は自動で新スタイルに。App Home に独自 UI を描画しているアプリは、Polaris 2.0 へ移行するまで現在のスタイルのまま。

このページの構成
  1. そもそも何が変わるのか(30秒で理解)
  2. マーチャントに見える3つの変化
  3. アプリの種類ごとの影響(図解)
  4. 影響の比較表
  5. ロールアウトと Polaris のバージョン
  6. やること判断フロー
  7. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  8. 業務に活かせる3つのユースケース
  9. 提案で使える1行サマリ

1そもそも何が変わるのか

Shopify 管理画面そのものの 見た目(色・文字・余白・アイコン・フレーム)が刷新 される。
アプリ側への影響は「どう作っているか」で分かれる。UI extensions は自動追従、App Home の独自 UI は据え置き(Polaris 2.0 を選んだときだけ新スタイルに)。

自動で新スタイル

Admin UI extensions/App Home UI extensions。機能は変わらず、拡張機能のコード更新も不要。

自分で選ぶまで据え置き

App Home に独自インターフェースを描画している埋め込みアプリ。Polaris 2.0 を採用するまで現在のスタイルのまま。

2マーチャントに見える3つの変化

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全ページの新しい見た目

新しい色・タイポグラフィ・余白・アイコンを、新しいフレームの中で表示。

サイドナビに集約

検索・通知・ストア切り替えがサイドナビへ移動。サイドナビは折りたためてページ領域を広く使える。

Sidekick がフローティングに

サイドパネルだったSidekickが、ページ下部に浮かぶチャットへ移動。

3アプリの種類ごとの影響(図解)

新しい管理画面 2026/9/15〜 段階展開 Admin UI ext / App Home UI ext 拡張機能として UI を提供 埋め込み App Home + Polaris WC 1.0 Polaris Web Components 採用済み 埋め込み App Home(Polaris WC 未使用) 独自 UI を描画 自動で新スタイル 対応不要・機能は不変 現状維持(選択制) Polaris 2.0 へ移るか・いつ移るかを選ぶ 現状維持(新デザインは非適用) まず Polaris WC への移行が前提
ポイントは 「Polaris Web Components に乗っているかどうか」。Polaris WC への移行が、Polaris 2.0(新デザイン)を採用できる立ち位置になる、と記事は明記している。

4影響の比較表

アプリの作り新スタイルの適用必要な対応
Admin UI extensions / App Home UI extensions 自動 刷新後の管理画面がショップに届いた時点で適用 不要 コード更新なし・機能変更なし
埋め込み App Home(Polaris Web Components 1.0 使用) 選択制 Polaris 2.0 へ移るまでは現状のまま 採用するか・いつ採用するかを自分で決める
埋め込み App Home(Polaris Web Components 未使用) 適用されない 現在のスタイルを維持 新デザインを狙うなら Polaris WC への移行から

5ロールアウトと Polaris のバージョン

現在の RC Polaris WC 1.1 RC 2026/9/15 新管理画面ロールアウト開始 マーチャントへ段階的に まもなく(日付記載なし) Polaris 2.0 RC 提供 App Home を新管理画面に揃えるスタイル 完了時期:記載なし

移行期間中は「新旧混在」

ロールアウト中、同じアプリでもマーチャントのショップによって 旧管理画面・新管理画面のどちらにも表示されうる。

メジャー版の採用は明示的

Polaris CDN のセマンティックバージョニングにより、新メジャー版の採用は明示的な操作。マーチャントが中途半端に更新されたアプリを見ることはない。

6やること判断フロー

1

UI extensions だけのアプリ

対応不要。新スタイルは自動で適用される。

2

道A:Polaris 2.0 に備える

Polaris Web Components へ移行しておけば、2.0 RC が出たときに少ない変更で新スタイルを試せる。

3

道B:今のスタイルを維持

何もしない。アプリが勝手に Polaris 2.0 へ移ることはない。

Polaris 2.0 RC が提供されるまでは、どのアプリも対応不要。慌てて改修する必要はない。

7技術者が押さえるべき5つのポイント

1. UI extensions はノーコードで追従

Admin UI extensions/App Home UI extensions はスタイルをプラットフォーム側が描画するため、拡張機能のコードを触らずに新しい見た目になる。機能は変わらない。

2.0

2. Polaris 2.0 はオプトイン

Polaris CDN のセマンティックバージョニングにより、メジャー版の採用は明示的。勝手に 2.0 になることはなく、部分的に更新された状態も見せない。

旧 新

3. 新旧の管理画面が並行して存在する

段階ロールアウトのため、同じアプリが旧・新どちらの管理画面にも表示されうる。表示確認やサポート対応では両方を前提にする。

4. 前提は Polaris Web Components

Polaris WC 未使用の埋め込みアプリは新デザインを受け取らない。Polaris WC への移行が 2.0 採用の土台になる。現行の RC は 1.1。

5. 期限やスケジュールの詳細は記載なし

Polaris 2.0 RC の提供日、正式版の時期、ロールアウト完了時期、Polaris 1.x のサポート終了時期はいずれも記事に記載なし。2.0 RC 提供までは対応不要とだけ明記されている。

8業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

担当アプリの「影響棚卸し」を 3 分類で一気に済ませる

課題
複数のアプリやストアを抱えていて、新管理画面でどれが変わり、どれが変わらないのかを関係者に説明しきれていない。
打ち手
各アプリを「UI extensions のみ」「Polaris WC 1.0 の App Home」「Polaris WC 未使用の App Home」の3種に分類し、記事の対応方針をそのまま当てはめる。
効果
「今すぐ対応が必要なアプリはない」と根拠付きで共有でき、不要な緊急改修を防げる。
技術メモ
2.0 RC 提供までは対応不要と明記されている。分類表を作っておけば RC 提供時の判断材料になる。
独自UI Polaris WC
USE CASE 2

独自 UI の埋め込みアプリを Polaris WC へ移行する計画を立てる

課題
App Home の UI を Polaris WC 以外で組んでいるため、新管理画面の中でアプリだけ見た目が浮く可能性がある。
打ち手
先に Polaris Web Components へ移行し、2.0 RC 提供後に少ない変更で新スタイルを試せる状態にしておく(記事の「道A」)。
効果
2.0 RC 提供時に素早く新管理画面へ見た目を揃えられる。
技術メモ
移行の工数や具体的な手順は記事に記載なし。参照先として App Home ドキュメントと Polaris 1.1 RC が挙げられている。
旧 新 ?
USE CASE 3

サポート・マニュアルを「新旧どちらの画面でも通じる」形に整える

課題
ロールアウト中はマーチャントごとに見える管理画面が違い、「検索や通知はどこ?」「Sidekick が消えた」といった問い合わせが出うる。
打ち手
操作マニュアルやサポート回答に、新管理画面では検索・通知・ストア切り替えがサイドナビに、Sidekick がページ下部のフローティングチャットにあることを追記する。
効果
新旧が混在する期間の問い合わせ対応がスムーズになる。
技術メモ
アプリ側の機能は変わらない(UI extensions)。変わるのは管理画面のフレームと見た目なので、説明は画面位置の差分に絞ればよい。

9提案で使える1行サマリ

「管理画面の新デザインは、UI extensions なら自動追従・対応不要。
App Home の独自 UI は Polaris 2.0 を自分で選ぶまで据え置き。
新デザインに揃えたいなら、今のうちに Polaris Web Components へ寄せておくのが近道。」