ストアを閲覧している段階で Shop が顧客を確認できるようになった。Shop ユーザーには、チェックアウトの高速化・デバイス間のカート同期・ワンタップサインイン・入力済みの Shop Pay ボタンが提供され、閲覧履歴や放棄カートは Shop アカウントに同期されて再提示される。
本記事で比較対象として明示されているのは「購入前でも識別できるようになった」という点のみ。閲覧段階での識別は今回の新しい挙動。
チェックアウトの読み込みが速くなり、カートはデバイス間で同期、サインインはワンタップ、Shop Pay ボタンは事前入力。閲覧活動も Shop アカウントへ同期。
摩擦が減り、読み込み時間が短縮される。
顧客の複数デバイス間でカートが同期され、常に最新状態に保たれる。
顧客が最後に使ったカードを表示するようパーソナライズされる。
Shop ユーザーが顧客アカウントにサインインする際に適用。
放置されたカートの購入完了を Shop が顧客にリマインドする。
Shop アプリで始めたカートはストアフロントへ、ストアフロントのカートは Shop アプリへ引き継がれる。
| 項目 | 従来 | 今回のアップデート後 |
|---|---|---|
| Shop が顧客を識別するタイミング | 閲覧中は不可(「購入前でも識別可能になった」ことが今回の変更点) | 閲覧中から 購入前でも識別 |
| カート | 記載なし | 同期 デバイス間・Shop アプリ ⇄ ストアフロント |
| Shop Pay ボタン | 記載なし | 事前入力 最後に使ったカードを表示 |
| 閲覧履歴 | 記載なし | 同期 Shop アカウントへ。閲覧商品を再提示 |
| 放棄カート | 記載なし | リマインド Shop が完了を促す |
| ブラウザ対応 | 記載なし | 全ブラウザ で対応 |
・恩恵を受けるのは Shop ユーザーの顧客
・全ブラウザでサポート
・ワンタップサインインは顧客アカウントへのサインイン時
・詳細は Shopify ヘルプセンターを参照
・マーチャント側の設定・有効化手順:記載なし
・対象プラン/対象国:記載なし
・追加費用:記載なし
・API/Webhook での扱い:記載なし
本アップデートの本質はここ。高速化・同期・事前入力・リカバリーはすべて「購入前に Shop が顧客を確認できる」ことから派生している。
カートはデバイス間、そして Shop アプリ ⇄ ストアフロントで双方向に同期される。自前でカート状態を前提にした実装がある場合、外部から更新されうる点を念頭に置く。
顧客が最後に使ったカードが表示される。ボタンの見え方は顧客ごとに異なる前提で、テーマ側の UI 検証を行う。
対象は Shop ユーザーが顧客アカウントにサインインする場面。会員ログイン導線を持つストアでは、ログイン周りの体験に影響する。
Changelog はユーザー体験の説明のみで、有効化手順・対象条件・Storefront API / Admin API・Webhook・リカバリー経由売上の計測方法には触れていない。全ブラウザ対応とだけ明記されている。実装や計測に関わる場合はヘルプセンターと実機で確認すること。