Translate & Adapt / アプリ新機能

Translate & Adapt に「Auto-sync」
商品説明を直すたびに翻訳しに行く手間がなくなる

欧州 12 か国のマーチャント向け。公開中の言語ごとに Auto-sync を ON にすると、新規・更新されたコンテンツを Shopify が毎週自動で翻訳する。Shopify に翻訳を任せられる言語数も 2 → 8 に拡大。

このページの構成
  1. そもそも何が変わるのか(30秒で理解)
  2. 仕組み図解 : コンテンツ更新から翻訳反映まで
  3. 対象国(12 か国)
  4. 従来 vs 今回の比較
  5. 「8 言語スロット」の数え方
  6. 設定手順(3ステップ)
  7. 技術者が押さえるべき5つのポイント
  8. 業務に活かせる3つのユースケース
  9. 提案で使える1行サマリ

1そもそも何が変わるのか

これまでは、商品説明などのストアコンテンツを編集するたびに、アプリに戻って自分で再翻訳する必要があった。
今回、言語ごとに Auto-sync を ON にすれば、新規・更新コンテンツを Shopify が毎週自動で翻訳するようになった。

① Auto-sync 追加

公開中の任意の言語で ON にできる。新規・更新コンテンツを毎週自動翻訳。

2 8

② 言語数 2 → 8

Shopify が翻訳してくれる言語数の上限が 2 から 8 に引き上げ。

NOW

③ ボタン名変更

「Auto-translate」ボタンは「Translate now」に改名。次回の同期を待たず即時翻訳したいとき用。

解決したかった課題 : 再翻訳が手作業だったため翻訳版ストアが原文に追いつかず、購入者が自分の言語で古い内容を見てしまっていた。

2仕組み図解 : コンテンツ更新から翻訳反映まで

マーチャント 商品説明などを 新規作成・更新 原文を編集するだけ Auto-sync 毎週、新規・更新分 を自動翻訳 言語ごとに ON/OFF 上書きチェック 手動で書いた翻訳 → 上書きしない それ以外の新規・更新分 → 自動翻訳 翻訳版ストア 各言語の購入者が 最新の内容を 自分の言語で閲覧 翻訳の取り残しを防ぐ 今すぐ反映したい時は「Translate now」
同期の頻度は「毎週(each week)」とだけ記載。何曜日・何時に走るか、対象となるコンテンツ種別の詳細は記載なし。急ぎの更新(セール告知など)は Translate now で即時翻訳する前提で運用を組むのが安全。

3対象国(12 か国)

記事では「EU merchants」として以下の国のマーチャントが対象とされている。

オーストリア
ベルギー
デンマーク
フランス
ドイツ
アイルランド
イタリア
オランダ
スペイン
スウェーデン
スイス
イギリス
リストにはスイス・イギリスも含まれる(橙色)。日本など上記以外の国のマーチャントへの提供時期は記載なし。対象プランや料金についても記載なし。

4従来 vs 今回の比較

項目従来今回のアップデート後
原文を更新したとき 手動 アプリに戻って自分で再翻訳 自動 Auto-sync ON なら毎週自動翻訳
Shopify が翻訳できる言語数 2 言語 8 言語
即時翻訳ボタン Auto-translate Translate now(名称変更)
手動で書いた翻訳 上書きされない 引き続き上書きされない
既定状態 — OFF 言語ごとに自分で ON

5「8 言語スロット」の数え方

1 言語につき Auto-sync / Translate now のどちらか、または両方を使うと 1 スロット消費 言語 A Auto-sync = 1 枠 言語 B Translate now = 1 枠 言語 C 両方使う = 1 枠(2 枠ではない) 言語 D〜H 同様に 各 1 枠 手動翻訳のみ Shopify 翻訳 未使用 スロット上限 8 / 8 ※ 手動翻訳のみの言語がスロットを消費するかは記載なし

6設定手順(3ステップ)

1
文A

Translate & Adapt を開く

管理画面からアプリを起動。

2

言語を選ぶ

公開済みの言語から、自動同期したい言語を選択。

3

Auto-sync トグルを ON

以降、新規・更新コンテンツが毎週自動翻訳される。

既定は OFF。言語ごとにいつでも ON/OFF を切り替えられるので、まず 1 言語で試してから広げる運用ができる。

7技術者が押さえるべき5つのポイント

1. 同期は「週次バッチ」

リアルタイムではなく毎週。原文更新から翻訳反映まで最大 1 週間程度のラグがありうる前提で設計する。即時性が要る更新は Translate now を併用。

2. 手動翻訳は保護される

手で書いた翻訳は決して上書きされない。キャッチコピーや法務文言など「人が責任を持つ訳文」は手動で確定させておけば機械訳に置き換わらない。

8枠

3. スロットは言語単位で消費

Auto-sync・Translate now のどちらか/両方を使った言語が 1 枠を消費。9 言語以上を Shopify 翻訳で賄う設計は不可。言語の優先順位付けが必要。

API ?

4. API での制御は記載なし

Auto-sync の ON/OFF や同期タイミングを Admin API から操作できるか、Webhook で同期完了を検知できるかは記載なし。自動化前提なら事前検証が必要。

RENAME

5. 「Auto-translate」→「Translate now」の名称変更

運用マニュアル・社内手順書・クライアント向けレクチャー資料で旧名称を使っている場合は差し替えが必要。「Auto-sync(定期)」と「Translate now(即時)」の役割の違いを明記しておくと運用担当が迷わない。

8業務に活かせる3つのユースケース

USE CASE 1

欧州多言語ストアの「翻訳の取り残し」解消

課題
対象国で複数言語を公開しているが、商品説明を更新するたびの再翻訳が追いつかず、各言語版に古い情報が残っている。
打ち手
公開中の言語で Auto-sync を ON。更新頻度の高い言語から順に有効化する。
効果
原文更新が毎週自動で各言語に反映され、購入者が古い内容を見る状態を減らせる。
技術メモ
Shopify 翻訳を使う言語は最大 8。どの言語に枠を割くかを先に決める。
手動 コピー/法務 自動 その他
USE CASE 2

「人が書く訳」と「機械に任せる訳」のハイブリッド運用

課題
ブランドのキャッチコピーや重要な表記は人手で訳したいが、全コンテンツを人手で追従するのは工数的に無理。
打ち手
重要箇所だけ手動翻訳で確定させ、残りは Auto-sync に任せる。
効果
手動翻訳は上書きされない仕様のため、品質を守りたい箇所を保ったまま更新追従を自動化できる。
技術メモ
どの範囲を手動で確定するかの基準(ページ種別・項目)を事前にドキュメント化しておくと、運用者交代時もぶれない。
SALE 告知 Translate now
USE CASE 3

キャンペーン時は「定期+即時」の二段構え

課題
セールや限定商品のページは公開直後から全言語で正しく見せたいが、週次の同期を待つと間に合わない。
打ち手
平常時は Auto-sync に任せ、キャンペーン公開時だけ Translate now で即時翻訳を実行する手順をリリース手順に組み込む。
効果
平常運用は手放しにしつつ、時間が重要な更新だけ確実に即日反映できる。
技術メモ
両方使っても同じ言語なら消費は 1 スロット。即時翻訳を併用しても枠は増えない。

9提案で使える1行サマリ

「Translate & Adapt が、原文の更新を毎週自動で最大 8 言語に追従翻訳するようになった(欧州 12 か国向け)。
手動訳は上書きされず、言語ごとに ON/OFF 可能・急ぎは Translate now。
多言語ストアの『翻訳が古いまま』問題を運用工数ゼロに近づけるアップデート。」