複数バーコードでの スキャン&検索に対応
原題: Scan and search variants with multiple barcodes
- Shopify POS
- Inventory
- 改善
- バーコード
- GTIN
- SKU
- レジ会計
- 入荷管理
- Admin
図解 : Shopify POS が「複数バーコード」でバリエーションを特定できるように Shopify POS / 改善 複数バーコードでの スキャン&検索に対応 1 つのバリエーションに紐づいたバーコードなら、どれをスキャン/検索しても正しい商品が引き当たる。仕入先・チャネル・パッケージごとにコードが違っても、スタッフが手作業で探す必要がなくなる。 このページの構成 30秒で理解 : 何が変わったか 仕組み図解 : スキャンから商品特定までの流れ 対応するバーコード種別と適用範囲 従来 vs 今回のアップデート 使い始めるための 3 ステップ 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 30秒で理解 : 何が変わったか Shopify POS が、商品バリエーションに 紐づいているバーコードのどれを使っても 正しいバリエーションを特定できるようになった。 店舗が普段使っている「主バーコード」と現物のコードが違っていても、手作業で商品を探し直す必要がない。 従来 : 主バーコードだけが頼り 現物のコードがストアの主バーコードと違うと引き当たらず、スタッフが商品名などで手動検索するしかなかった。 今後 : どの関連バーコードでもOK GTIN・EAN・ASIN・SKU ベースのコードなど、そのバリエーションに関連づけられたコードならどれでも同じ商品に到達する。 対象は スキャン と 検索 の両方。レジ会計(チェックアウト)・入荷(受け取り)・在庫作業のいずれの場面でも、正しいバリエーションが引き当たる。 2 仕組み図解 : スキャンから商品特定までの流れ 前提条件 : 追加のバーコードは、あらかじめ Shopify 管理画面(Shopify Admin)でバリエーションに関連づけておく必要がある 。関連づけられていないコードは引き当たらない。 3 対応するバーコード種別と適用範囲 記事で例示されている識別子 GTIN 国際的な商品識別番号 EAN 欧州系の商品コード ASIN マーケットプレイス系の識別子 SKU ベースのコード SKU をもとにしたコード 効いてくる作業シーン(記事に明記されているもの) 対象 レジ会計(checkout) 会計時にスキャンしたコードが主バーコードと違っても、そのまま商品が出る。 対象 入荷・受け取り(receiving) 仕入先ごとにラベルが違う納品物でも、そのままスキャンして照合できる。 対象 在庫作業(inventory) 棚卸・在庫調整でも、現物のどのコードからでも同じバリエーションに辿り着く。 1 バリエーションに登録できる追加バーコードの上限数、対応国・対応プラン、オンラインストア側の検索への影響は 記載なし 。 4 従来 vs 今回のアップデート 項目 従来 POS v11.14 以降 引き当てに使えるコード 主バーコード中心 関連づいた全バーコード コードが一致しない時 スタッフが手動で商品を探す そのまま正しいバリエーションが出る 対応する操作 スキャン/検索 スキャン/検索の両方 有効化の作業 — 自動 v11.14 で利用可能 事前準備 — 必要 Admin での追加バーコード登録 5 使い始めるための 3 ステップ 1 POS を v11.14 以降にする この更新は POS v11.14 で自動的に利用可能になる。 2 Admin で追加バーコードを紐づける Shopify 管理画面で、対象バリエーションに追加バーコードを関連づける。 3 店頭でスキャン/検索して確認 会計・入荷・在庫作業で、どのコードからでも同じ商品が出ることを確認する。 6 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. 「1 バリエーション : N バーコード」になる これまで実質 1 対 1 で扱っていたバリエーションとバーコードの関係が 1 対多になる。バーコードをキーにした自前の突合ロジックがあるなら、複数一致し得る前提に直す必要がある。 2. データ登録が前提条件 POS 側の機能は「引き当て」だけで、追加バーコードの登録は Shopify Admin 側の作業。データ整備が終わるまで現場の体験は変わらない。 導入=データ移行プロジェクト と捉えるのが妥当。 3. バージョン差で挙動が分かれる POS v11.14 で自動的に有効。複数店舗で端末のバージョンが揃っていないと、同じ商品でも「引き当たる店」と「引き当たらない店」が混在する。ロールアウト時は端末バージョンの把握が先。 4. API での登録方法は言及なし 記事は「Shopify Admin で関連づける」とだけ述べており、Admin API / GraphQL でのフィールド名や一括登録手段には触れていない = 記載なし 。一括投入したい場合は別途確認が必要。 5. コードの重複設計に注意が要る 同じコードを複数のバリエーションに関連づけた場合にどう解決されるかは記事に 記載なし 。運用上は「1 コードは 1 バリエーションにだけ紐づける」を原則にし、登録前に重複チェックを入れておくのが安全。検証はサンドボックスで行うこと。 7 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 複数仕入先から同一商品を入れている店舗の「入荷検品」高速化 課題 同じ商品でも仕入先ごとに貼られているバーコードが異なり、入荷時にスキャンしても引き当たらず、担当者が商品名で探し直している。 打ち手 仕入先ごとのコードを Shopify Admin で該当バリエーションに追加登録 → POS v11.14 以降で、どのラベルをスキャンしても同じバリエーションに着地させる。 効果 入荷・受け取り作業の手作業検索が減り、検品スループットと登録精度が上がる。 技術メモ 登録は Admin 側の作業。既存の仕入先マスタに持っているコード一覧を、バリエーション単位に名寄せしてから投入する段取りが要る。 USE CASE 2 レジ待ち時間の削減 : 「スキャンできない商品」をなくす 課題 旧パッケージ・並行して流通しているパッケージなどでコードが違い、会計時にスキャンが通らず列が止まる。 打ち手 過去パッケージや別チャネル向けのコードもバリエーションに関連づけ、レジではどのコードでもそのまま通るようにする。 効果 会計時の手動検索が減り、レジ処理時間と誤登録(別バリエーションを選んでしまう事故)が減る。 技術メモ 店舗ごとに POS のバージョンが v11.14 以上か確認してから展開する。バージョンが混在すると店舗間で体験が揃わない。 USE CASE 3 オムニチャネル在庫の棚卸を「1 回のスキャン運用」に統一 課題 販売チャネルごとに別コードで管理してきた結果、棚卸のたびにチャネル別の読み替え表が必要になっている。 打ち手 チャネル別コードを同一バリエーションに集約登録し、在庫作業では現物のどのコードを読んでも同じ在庫レコードを更新する運用にする。 効果 読み替え表の保守が不要になり、棚卸の作業手順を店舗横断で 1 本化できる。 技術メモ 集約前に、同じコードが別バリエーションに重複していないかを洗い出す。重複時の挙動は記事に記載がないため、登録側で一意性を担保する。 8 提案で使える1行サマリ 「Shopify POS が、バリエーションに紐づく どのバーコード(GTIN/EAN/ASIN/SKU ベース)でも正しい商品を引き当てる ようになった。 v11.14 で自動的に使えるので、あとは Admin に追加バーコードを登録するデータ整備 さえやれば、会計・入荷・棚卸の『スキャンが通らない』が消える。」 source : changelog.shopify.com / scan-and-search-variants-with-multiple-barcodes published 2026-09-01