チェックアウトで 「デフォルト住所」を設定・管理できるように
原題: Customers can set and manage default addresses in checkout
- Checkout
- Customer Accounts
- 改善
- デフォルト住所
- 住所管理
- Shipping
- ログイン顧客
- リピート購入
図解 : チェックアウトでデフォルト住所を設定・管理できるように(Default addresses in checkout) Checkout / 改善 チェックアウトで 「デフォルト住所」を設定・管理できるように ログイン状態のお客様が、チェックアウト中にデフォルトの住所を設定できるようになった。これまでの「最後に使った住所(last used address)」ロジックを置き換える。デフォルト住所はチェックアウトからでもアカウントプロフィールからでも、いつでも更新できる。 このページの構成 そもそも何が変わるのか(30秒で理解) 仕組み図解 : デフォルト住所が決まる流れ デフォルト住所が「自動設定される」タイミング 従来(last used)vs デフォルト住所 の比較 適用条件・記載がない点 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 そもそも何が変わるのか これまでは、ログイン中のお客様の配送先は 「最後に使った住所(last used address)」 が自動で選ばれていた。 今回からは、お客様自身が 「デフォルト住所」を明示的に設定・管理 できるようになり、このロジックを置き換える。 従来 : 最後に使った住所 直近で使った住所がそのまま選択される。「いつも送る先」と「たまたま最後に使った先」がズレると、毎回選び直す必要があった。 新 : デフォルト住所 お客様が「これを既定にする」と決めた住所が優先的に選ばれる。チェックアウトからでもアカウントプロフィールからでも、いつでも変更できる。 2 仕組み図解 : デフォルト住所が決まる流れ ポイントは 「最後に使った住所」から「顧客が決めた既定の住所」への置き換え 。チェックアウトとアカウントプロフィールの 両方 から同じデフォルト住所を更新できる点が明記されている。 3 デフォルト住所が「自動設定される」タイミング 記事に明記されている自動設定の条件は次の 2 つ。顧客が初めて住所を登録した時点、または初めて注文した時点で、自動的にデフォルト住所が設定される。 ① 最初の住所を追加したとき 顧客が初めて住所を登録すると、その住所が自動的にデフォルトとして設定される。 ② 最初の注文をしたとき 顧客が初めて注文すると、その住所が自動的にデフォルトとして設定される。 自動設定後も、顧客は チェックアウト または アカウントプロフィール からデフォルト住所を いつでも 変更できる。 4 従来(last used)vs デフォルト住所 の比較 項目 従来 : 最後に使った住所 新 : デフォルト住所 選ばれる住所 直近 最後に使った住所 既定 顧客が設定したデフォルト住所 顧客のコントロール 明示的な指定は不可(履歴依存) 顧客が設定・管理できる 初期設定 — 最初の住所追加 / 最初の注文で自動設定 更新できる場所 記載なし(履歴に依存) チェックアウト + アカウントプロフィール 対象 チェックアウト中に ログインしている 顧客 5 適用条件・記載がない点 適用される顧客 チェックアウト中に ログインしている 顧客が対象。ゲスト購入時の挙動については記事に記載がない。 記事に「記載なし」の点 対応リージョン・対象プラン・段階的ロールアウトの時期・請求先住所の扱い・Admin API / Webhook での扱いについては、本記事に記載なし。 この記事は Changelog の「Improvement(改善)/ Checkout」区分。 記事本文に書かれているのは上記の挙動のみ で、それ以外(API 仕様や設定要否など)は推測せず、必要なら Shopify の管理画面・公式ドキュメントで確認すること。 6 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. ロジックの置き換えである 「last used address」ロジックが「default address」に置換される。住所の自動選択の挙動が変わるので、住所選択を前提にした既存フロー(特に再注文・サブスク更新の見え方)は一度確認しておきたい。 2. 更新経路が2つある デフォルト住所はチェックアウトとアカウントプロフィールの 両方 から更新できる。どちらで変えても同じ既定住所が更新される=顧客アカウントに紐づく1つの値、という整理が自然。 3. 初期値は自動で埋まる 最初の住所追加 / 最初の注文でデフォルトが自動設定されるため、「既定が未設定で空」という状態は基本起きない想定。新規顧客のオンボーディングで追加設定を促す必要は薄い。 4. ログイン顧客が前提 対象は「チェックアウト中にログインしている顧客」。会員ログインを促す導線(ログイン CVR)の価値が、住所入力の手間削減という形で一段上がる。 5. API / Webhook の仕様は本記事に記載なし Changelog 本文は顧客向けの挙動説明のみ。Customer の default address を Admin GraphQL や Webhook 経由でどう読み書きするか、テーマ / Checkout Extensions からどう参照するかは 本記事では未言及 。自動化・連携が必要な場合は公式 API ドキュメントで別途確認すること(推測しない)。 7 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 リピート通販の「いつもの届け先」即選択でカゴ落ち低減 課題 会員のリピート購入で、最後に使った住所(ギフト送付先など)が選ばれてしまい、毎回「自宅」に直す手間が発生していた。 打ち手 顧客に「いつもの届け先」をデフォルト住所として設定してもらう運用に切り替え。会員登録・初回注文の時点で既定が自動セットされる導線を案内。 効果 住所修正の手間が減り、ログイン会員のチェックアウト完了がスムーズに。住所ミス起因の配送トラブル削減も期待できる。 技術メモ 挙動は「ログイン顧客」が前提。会員ログイン導線を強化するほど効果が乗る。ゲスト時の挙動は記事に記載なし。 USE CASE 2 サブスク / 定期便の「請求先と届け先のすれ違い」防止 課題 定期購入の会員が、単発でギフト発送した直後に定期便の更新が走ると、「最後に使った住所」が意図せず引き継がれるリスクがあった。 打ち手 顧客に常用の届け先をデフォルト住所として明示設定してもらい、既定=定期便の届け先という状態を作る。変更はアカウントプロフィールから随時。 効果 履歴依存の住所選択から「顧客が決めた既定」に変わり、誤配送の温床を減らせる。 技術メモ 定期便側が default address をどう参照するかは記事に記載なし。連携時は事前検証が必要(推測で組まない)。 USE CASE 3 CS の「住所どれですか?」問い合わせを self-serve 化 課題 「届け先を変えたい」「いつもの住所に戻したい」という問い合わせが CS に来て、オペレーターが手作業で対応していた。 打ち手 顧客がアカウントプロフィールからデフォルト住所を自分で更新できる旨を FAQ / 注文後メールに明記し、self-serve に誘導。 効果 住所関連の問い合わせ件数を削減。顧客はチェックアウト中でもアカウント側でも更新でき、CS の介在を待たずに完結できる。 技術メモ 更新経路は「チェックアウト」と「アカウントプロフィール」の2つと明記。FAQ 文面はこの2経路を案内すればよい。 8 提案で使える1行サマリ 「ログイン顧客のチェックアウトで、住所選択が 『最後に使った住所』から顧客自身が決める『デフォルト住所』へ 。 初回の住所追加 / 初回注文で自動セットされ、 チェックアウトからもアカウントからもいつでも変更可能 。 リピート購入の住所修正の手間と誤配送リスクを減らせる改善。」 source : changelog.shopify.com / customers-can-now-set-and-manage-default-addresses-in-checkout 原文公開日 : 2026-04-13(Shopify Changelog / Improvement・Checkout)