/llms.txt・/llms-full.txt・/agents.md を テーマ側で自由に出し分け
原題: Customize /llms.txt, /llms-full.txt and /agents.md
- Themes
- Liquid
- AI Agents
- llms.txt
- agents.md
- SEO
- Online Store
- 新機能
図解 : /llms.txt・/llms-full.txt・/agents.md をテーマでカスタマイズ Developer Changelog / Themes /llms.txt・/llms-full.txt・/agents.md を テーマ側で自由に出し分け ストアには既定の agents.md が /agents.md で配信され、 /llms.txt と /llms-full.txt も既定ではその内容を指す。テーマに専用テンプレートを置けば、パスごとに違う内容を返せるようになった。 このページの構成 30秒で理解 : 何ができるようになったか 3つのパスと既定の挙動 フォールバックの仕組み図解 テンプレートと制御範囲の対応表 設定手順(3ステップ) 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 30秒で理解 : 何ができるようになったか すべての Shopify ストアには、AI エージェント向けの説明ファイル agents.md が最初から備わっており /agents.md で配信される。 今回、 テーマの templates/ 配下に専用テンプレートを置くと、 /agents.md / /llms.txt / /llms-full.txt のパスごとに違う内容を返せる ようになった。 これまで : 既定の内容のみ 3つのパスはすべて Shopify が自動生成した agents.md の内容を返すだけ。店ごとの出し分けはできなかった。 これから : パス別にカスタム可 テーマに .liquid テンプレートを置けば、パスごとに独自内容を配信。テンプレートが無いパスは既定へフォールバック。 2 3つのパスと既定の挙動 PATH /agents.md AI エージェント向けの説明ファイル。 既定ではこの内容が他の2パスの内容も兼ねる (基準となるパス)。 PATH /llms.txt LLM 向けのインデックス的ファイル。既定では agents.md と同じ内容を指す。 PATH /llms-full.txt LLM 向けのフル版ファイル。既定では agents.md と同じ内容を指す。 3つのパスは 既定では同じ内容( agents.md ) を返す。出し分けたいパスにだけテンプレートを追加すればよい。 3 フォールバックの仕組み図解 あるパスに専用テンプレートが無い場合 → まず agents.md テンプレート に、それも無ければ Shopify が自動生成した既定 に、の順でフォールバックする。 4 テンプレートと制御範囲の対応表 テンプレート 制御するパス 備考 templates/agents.md.liquid /agents.md 基準 他の2パスの既定値も兼ねる templates/llms.txt.liquid /llms.txt のみ このパス専用 templates/llms-full.txt.liquid /llms-full.txt のみ このパス専用 (テンプレート無し) 該当パス agents.md テンプレ → Shopify 既定 の順でフォールバック 5 設定手順(3ステップ) 1 Edit code を開く Online Store > Themes > Edit code(コードを編集)へ。 2 templates にファイル追加 出し分けたいパスの .liquid テンプレートを作成。 3 内容を記述して保存 各パスへアクセスして、意図した内容が返るか確認。 テンプレートの具体的な記法・Liquid で使える変数・キャッシュ挙動などの詳細は元記事に記載なし。更新されたドキュメントを参照のこと。 6 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. デフォルトで全店に存在 どのストアにも既定の agents.md が用意され /agents.md で配信済み。 /llms.txt / /llms-full.txt も既定で同じ内容を返す。 2. 実体は Liquid テンプレート 制御は templates/ 配下の .liquid ファイル。テーマのコード編集で完結し、追加アプリは不要。 3. パス単位で粒度を選べる agents.md.liquid 1枚で3パスをまとめて制御も、各 .liquid で個別制御も可能。出し分けたいパスにだけ置く。 4. 3段フォールバックを意識 専用テンプレ → agents.md テンプレ → Shopify 既定 の順。意図せず既定が出ていないか、各パスへ実アクセスして確認する。 5. 記法・キャッシュ等の詳細は別途ドキュメント確認 元記事はパス・テンプレート名・フォールバック順までの説明。Liquid 変数の制約、配信形式(MIME)、キャッシュやプレビュー挙動などは更新されたドキュメントで確認し、本番反映前に実 URL で検証すること。 7 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 AI エージェント/LLM 向けに「店舗の取扱説明」を最適化 課題 AI エージェントやクローラーが既定の agents.md しか参照できず、ブランドの問い合わせ導線・取扱方針・ポリシーが正確に伝わらない。 打ち手 agents.md.liquid を1枚追加し、店舗の説明・連絡先・利用ガイドをブランド仕様に書き換える。3パス分を一括でカバー。 効果 AI 経由の参照精度が上がり、3パス共通の内容を1ファイルで一元管理できる。 技術メモ agents.md テンプレは他2パスの既定も兼ねるため、まずここを整えるのが費用対効果が高い。 USE CASE 2 インデックス版とフル版で内容を出し分け 課題 /llms.txt (軽い目次的内容)と /llms-full.txt (詳細な全文)で、本来は粒度を変えたいのに既定では同一内容になってしまう。 打ち手 llms.txt.liquid に要点インデックスを、 llms-full.txt.liquid に詳細版を記述し、パス別に最適化する。 効果 用途に応じた粒度を提供でき、軽量参照と詳細参照を使い分けられる。 技術メモ 2パスに専用テンプレを置けば agents.md 既定とは独立。片方だけ置いて残りを既定に任せる構成も可能。 USE CASE 3 制作会社が複数ストアへ標準テンプレを横展開 課題 受託案件ごとに AI 向けファイルの整備がバラバラで、品質と運用が属人化している。 打ち手 自社標準の agents.md.liquid (必要なら llms 系も)をテーマに同梱するベースキットを用意し、新規構築時に投入する。 効果 納品物の品質を平準化し、AI 対応を初期構築の標準工程に組み込める。 技術メモ テーマのコード編集だけで完結するためアプリ依存なし。テーマ配布・複製にそのまま乗る。 8 提案で使える1行サマリ 「 /agents.md ・ /llms.txt ・ /llms-full.txt を、テーマの .liquid テンプレートで パスごとに出し分け可能に 。 全店にデフォルトで存在・アプリ不要・テンプレが無ければ agents.md → Shopify 既定へ自動フォールバック。 AI/LLM 向けの『店舗の取扱説明』をブランド仕様に最適化する標準工程として組み込める。」 source : shopify.dev / changelog / customize-llmstxt-llms-fulltxt-and-agentsmd 公開日 2026-05-28