Shopify Payments アクティビティレポート 「残高がなぜ動いたか」を1枚で追えるようになった
原題: Review Shopify Payments balance activity with the new activity report
- Shopify Payments
- Payouts
- Analytics
- Admin
- Finance
- レポート
- 新機能
図解 : Shopify Payments 残高の動きを1枚で追える「アクティビティレポート」 Shopify Payments / 新機能 Shopify Payments アクティビティレポート 「残高がなぜ動いたか」を1枚で追えるようになった 指定した期間の 開始残高・総取引額・手数料・入金・終了残高 を1つのレポートに集約。月次締めや「残高が合わない」の調査を、入金明細の突き合わせなしで始められる。PDF 書き出しにも対応。 このページの構成 何ができるようになったのか(30秒で理解) 図解 : 残高がどう動いたかを1本の流れで見る レポートに載る5つの数字 アクティビティレポート vs Payouts ページ どこから開くか(2つの導線) 使い方(3ステップ) 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 何ができるようになったのか Shopify Payments の 残高(balance)が、指定期間にどう動いたか をまとめた アクティビティレポート が追加された。 開始残高・総取引額・手数料・入金・終了残高が 1か所に集約 され、PDF で書き出せる。 これまで : 入金ごとのエクスポート Payouts ページから入金(payout)単位でエクスポートし、期間分をつなぎ合わせて残高の動きを再構成する必要があった。 これから : 期間まるごと1枚 日付範囲を選んでレポートを生成すると、残高の増減が構成要素ごとに1枚に並ぶ。PDF 出力して記録・経理フローに回せる。 置き換えではなく「別の見方」の追加。 アクティビティレポートは 残高アクティビティと取引日 を軸に期間全体の動きを見るもの。 個々の入金(deposit)の確認は引き続き Payouts ページ が担当する、と原文で明言されている。 2 図解 : 残高がどう動いたかを1本の流れで見る ※ 図中の棒の高さは構成イメージであり、実際の金額比率はストアごとに異なる。原文に具体的な数値の例示は無い。 3 レポートに載る5つの数字 開始残高 starting balance 総取引額 gross activity 手数料 fees 入金 payouts 終了残高 ending balance これら以外にどの項目が含まれるか(返金・チャージバック・準備金などの内訳粒度)は 記載なし 。実際のレポートを1期間分生成して目視で確認するのが早い。 4 アクティビティレポート vs Payouts ページ 項目 アクティビティレポート Payouts ページ(従来) 見る単位 期間 選択した日付範囲の残高の動き 入金1件 個々の payout / deposit 軸 残高アクティビティ + 取引日 入金ごと(payout-by-payout)のエクスポート 得意な問い 「今月、残高はなぜこう動いた?」 「この入金の中身は何?」 出力 PDF 書き出し可 入金単位のエクスポート 役割 期間をまたいだ残高移動のレビュー 引き続き 個別入金の確認場所 使い分けが公式に定義されている のがポイント。「期間の残高=アクティビティレポート」「1件の入金=Payouts ページ」と役割分担して運用手順書に書けば、経理担当の迷いが消える。 5 どこから開くか(2つの導線) 6 使い方(3ステップ) 1 レポートを開く Finance > Documents > Shopify Payments activity report、または Payouts ページから。 2 日付範囲を選んで生成 期間を指定すると、開始残高から終了残高までが1つのレポートにまとまる。 3 PDF で書き出す 記録用や経理ワークフローへの受け渡しに PDF エクスポートが使える。 7 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. 軸は「取引日」ベース レポートは 残高アクティビティと取引日 で構成される。入金日ベースの payout エクスポートとは集計軸が違うので、両者の数字は単純一致しない前提で突合設計する。 2. Payouts ページは廃止されない 個別入金の確認場所は Payouts ページのまま。既存の payout エクスポート運用や、それを前提にした社内ツールは そのまま生き続ける 。移行作業は発生しない。 3. 機械可読な出力は PDF のみ言及 原文で触れられている書き出し形式は PDF だけ 。CSV 等の有無は 記載なし 。BI へ自動連携したい場合は、この点を先に管理画面で確認してから設計に入る。 4. API / Webhook の仕様は言及なし Admin GraphQL からこのレポートを取得できるか、生成をトリガーできるかは 記載なし 。自動化前提の見積もりを出す前に検証タスクを立てること。 5. 適用範囲は Shopify Payments の残高だけ 対象は Shopify Payments を通ったお金の動き 。外部決済プロバイダー経由の売上や、Shopify Payments 以外の入出金はこのレポートの範囲外と読むのが自然。複数決済手段が混在するストアでは、これ1枚で月次を締め切れない点を関係者に先に伝えておく。対応国・対応プラン・提供開始タイミングの明示は 記載なし 。 8 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 月次締め作業を「入金明細の貼り合わせ」から解放する 課題 月次決算のたびに Payouts ページから入金を1件ずつエクスポートし、表計算で期間分を結合して残高の増減を再構成している。件数が多い月ほど作業時間とミスが増える。 打ち手 締め対象月を日付範囲に指定してアクティビティレポートを生成し、開始残高・総取引額・手数料・入金・終了残高をそのまま参照する。PDF を証憑として経理フローに添付。 効果 手作業の結合工程が消え、月次締めのリードタイムと転記ミスが減る。監査・税理士への提出物も画面のスクショではなく正式な PDF になる。 技術メモ 集計軸が取引日ベースのため、入金日ベースで作ってきた既存の社内集計とは端数・境界日でズレうる。初月は両方を並走させて差異の出方を確認してから旧手順を廃止する。 USE CASE 2 「残高が想定と違う」問い合わせの一次切り分けを高速化 課題 クライアントから「今月の入金額が思ったより少ない」と相談が来るたび、支援側が入金明細を1件ずつ追って原因(手数料か、取引の増減か、入金タイミングか)を探している。 打ち手 該当期間のアクティビティレポートを生成し、総取引額・手数料・入金のどのブロックが想定と乖離しているかを先に特定。深掘りが必要になった段階で Payouts ページの個別入金へ降りる。 効果 一次切り分けが「1枚を見る」で済み、調査の初動が短くなる。切り分け結果の PDF をそのまま報告資料に添付できる。 技術メモ 公式の使い分け(期間=アクティビティレポート/個別入金=Payouts ページ)を、そのままサポート手順書の分岐として書き下ろすとオペレーションが安定する。 USE CASE 3 入金が着金する前に中身をレビューする運用を組む 課題 銀行口座に着金してから金額の異常に気づき、事後で原因を追う流れになっている。資金繰り担当への共有もいつも後追い。 打ち手 原文が挙げる「入金が銀行に届く前にアクティビティを確認する」用途に沿って、レポート生成を定例タスク化。直近期間の残高の動きを確認してから着金を迎える。 効果 異常の検知が着金前に前倒しされ、資金繰り見通しの精度が上がる。PDF を定例で共有すれば財務側との認識合わせのコストも下がる。 技術メモ レポート生成の自動化可否(API / スケジュール実行)は 記載なし 。当面は担当者が手動で生成する前提で運用設計し、自動化は検証後に別タスクとして切る。 9 提案で使える1行サマリ 「Shopify Payments の残高が期間内にどう動いたかを、 開始残高・総取引額・手数料・入金・終了残高の1枚にまとめて PDF 出力できる 新レポート。 月次締めと『残高が合わない』調査の初動が、入金明細の貼り合わせ無しで終わるようになる。」 source : changelog.shopify.com / review-shopify-payments-balance-activity-with-the-new-activity-report published 2026-08-22