コレクションが「マルチソース」と 「バリアント単位」に対応
原題: Collections now support multi-source and variants
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- Admin API
- Sidekick
- 新機能
図解 : Shopify コレクションがマルチソース&バリアント対応に Admin / 新機能 コレクションが「マルチソース」と 「バリアント単位」に対応 自動条件・手動選択・除外・他コレクション・アプリ由来のソースを 1 つのコレクションに混ぜられるようになった。さらにサイズや色といったバリアント単位でコレクションを組め、割引や税などのワークフローでも再利用できる。既存コレクションへの破壊的変更は無し。 このページの構成 そもそも何が変わるのか(30秒で理解) 仕組み図解 : マルチソース合成の流れ 追加された 6 つの機能 従来 vs 新しいコレクション バリアントレベルコレクションの効き方 既存コレクションはどうなる/やるべきこと 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 そもそも何が変わるのか これまでコレクションは 「自動条件」か「手動で選んだ商品」のどちらか でしか作れなかった。 今回のリリースで 複数のソースを 1 つのコレクションに混ぜられる ようになり、さらに 商品ではなくバリアント単位 でもコレクションを組めるようになった。 従来 : 二択、混ぜられない 自動条件のコレクションか、手で選んだコレクションか。両方の性質が欲しいときは、リストを二重に作る/サードパーティアプリを入れる、といった回避策が必要だった。 これから : 1 つに合成できる 自動条件・手動選択・除外・他のコレクション・アプリ由来のソースを 1 つのコレクションに束ねられる。回避策として作っていた重複リストや外部アプリが要らなくなる。 公式の狙いは 「複雑なマーチャンダイジング戦略を、回避策なしで運用できるようにすること」 。重複リストやサードパーティアプリでしのいでいた構成を、標準機能に寄せられる。 2 仕組み図解 : マルチソース合成の流れ 3 追加された 6 つの機能 1. 1 つのコレクションに複数ソース 自動条件 / 手動で選んだ商品 / 除外 / 他のコレクション / アプリ由来のソース を、単一のコレクションの中で組み合わせられる。 2. バリアントレベルのコレクション サイズや色といった 特定のバリアント を軸にコレクションを作れる。作ったバリアントはコレクションページ・絞り込み・対応する販売チャネル(オンラインストアや POS を含む)に反映される。 3. コレクションを部品として使う あるコレクションを別のコレクションのソースとして入れられる。ソース側のコレクションが変われば、親コレクションも同期した状態が保たれる。 4. 事業全体での使い回し 同じコレクションを、割引や税といった対応するワークフローでも適用できる。 バリアントレベルのコレクションもその対象 。 5. 管理画面 UI の刷新 ドラッグでの並べ替えと一括移動ができるビジュアルグリッド、詳細を見るためのリスト表示、そして 顧客がコレクションページで見る並び順 のコントロールが用意された。 6. Sidekick 対応 Sidekick を使って、管理画面およびモバイルからコレクションの作成・更新ができる。 4 従来 vs 新しいコレクション 項目 従来 今回のリリース後 作り方 二択 自動条件 または 手動で選択 合成 自動条件・手動・除外・他コレクション・アプリのソースを混在 粒度 商品単位 バリアント単位も可 サイズ・色など コレクション同士の関係 独立(入れ子は不可) 入れ子可 ソース側の変更に親が同期 他機能での再利用 記載なし 割引・税などの対応ワークフローで適用可(バリアントレベルを含む) 管理画面 従来 UI グリッド(ドラッグ並べ替え・一括移動)+リスト表示、顧客向け並び順の制御 複雑な構成の実現手段 回避策 重複リスト/サードパーティアプリ 標準機能 回避策なしで構成可能 AI アシスト 記載なし Sidekick で作成・更新(管理画面/モバイル) 5 バリアントレベルコレクションの効き方 「商品」ではなく「特定のバリアント」をコレクションに入れられる、というのが今回いちばん構造的な変化。入れたバリアントは、以下の 3 か所に反映される。 バリアントレベルのコレクションは 割引や税などの対応ワークフローでも使える と明記されている。「この色だけセール」「このサイズだけ税区分が違う」といった要件を、商品を分割せずに表現できる。 「対応する販売チャネル」「対応するワークフロー」がそれぞれ具体的にどこまでかは、オンラインストア・POS・割引・税以外の明示は 記載なし 。提供プラン・提供地域・ロールアウト時期についても記載なし。 6 既存コレクションはどうなる/やるべきこと 既存コレクションに破壊的変更(breaking changes)は無い。 既存のコレクションはこれまで通り動作し、新しい管理画面の体験へ自動的に更新される。削除や作り直しは不要。 1 既存コレクションは放置でよい そのまま動き、新 UI に自動で移行される。作り直し不要。 2 アプリは API 2026-07 へ コレクションを扱うサードパーティ/カスタムアプリがあるなら、開発者に API バージョン 2026-07 への更新を依頼する。 3 回避策の棚卸し 重複リストや外部アプリで代替していた構成を、標準機能に寄せられるか点検する。 API バージョン 2026-07 への更新は「新機能に対応するため」 と書かれている。既存挙動が壊れるとは書かれていないが、新機能(マルチソース/バリアントレベル)を扱うアプリでは更新が前提になる。詳細は原文の developer instructions を参照。 7 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. アプリ側は API 2026-07 が必要 コレクションと連携するサードパーティ/カスタムアプリは、新機能に対応するため API バージョン 2026-07 への更新が要る。自社アプリを持っているなら、対応の見積もりが先に立つ。 2. コレクションの中身が「商品だけ」でなくなる バリアントがコレクションのメンバーになり得る。コレクション配下を「商品の集合」と決め打ちしているテーマ・アプリ・データ連携は、前提が崩れる可能性がある点を先に確認すべき。 3. 入れ子は「同期する参照」 親に入れたコレクションはコピーではなく参照で、ソース側が変われば親も同期した状態が保たれる。 共通の元コレクションを 1 つ用意して各所から参照する 設計が取れる。 4. 「除外」が正式なソースになった 除外が 1 級のソースとして扱われるため、「自動条件で広く取って一部だけ落とす」という定番の要件を、手動リストの二重管理なしで表現できる。 5. 顧客に見せる並び順が管理画面の制御対象になった 新しい管理 UI は、ドラッグでの並べ替え・一括移動に加えて 「顧客がコレクションページで見る並び順」そのもの を制御できる。テーマ側の独自ソート実装や、並び替え目的のアプリと役割が重なるので、リプレイス案件では二重管理にならないか確認しておく。 8 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 「重複リスト」と並べ替えアプリの卒業 課題 自動条件と手動選択を混ぜたい要件のたびに、コレクションを二重に作る/サードパーティアプリを足す、という回避策で運用してきた。 打ち手 1 つのコレクションに自動条件+手動選択+除外を束ね直し、重複リストを廃止。並べ替え目的で入れていたアプリは新しい管理 UI の並び順制御と役割が重なるので棚卸しする。 効果 コレクション数と同期作業の削減、アプリ依存の削減。原文の狙い(回避策なしで複雑なマーチャンダイジングを運用)そのもの。 技術メモ コレクションと連携するカスタムアプリが残る場合は API 2026-07 への更新が必要。廃止と更新の順序を先に決める。 USE CASE 2 「この色・このサイズだけ」の企画を商品を割らずに実現 課題 色違い・サイズ違いの一部だけを特集したり割引対象にしたいのに、コレクションが商品単位のため、商品を分割するなどの無理な運用をしていた。 打ち手 バリアントレベルのコレクションを作り、対象のバリアントだけを入れる。そのコレクションを割引などの対応ワークフローにも適用する。 効果 コレクションページ・絞り込み・オンラインストアや POS を含む対応チャネルに、狙ったバリアントだけが出る。商品データを企画都合で割らずに済む。 技術メモ コレクションのメンバーが商品とは限らなくなるため、テーマや連携先が商品単位を前提にしていないか事前検証が要る。対応チャネル・対応ワークフローの網羅範囲は原文に明示が無い(記載なし)ので実機確認する。 USE CASE 3 「正」のコレクションを 1 つ作り、各所から参照する運用設計 課題 「セール対象」「新作」などの同じ商品群の定義が、コレクション・割引・税の設定にバラバラにコピーされ、更新漏れが起きる。 打ち手 定義を持つ元コレクションを 1 つ作り、他のコレクションのソースとして入れる(入れ子)。同じコレクションを割引や税などの対応ワークフローにも適用する。 効果 元コレクションを更新すれば親コレクションが同期した状態に保たれるため、定義の単一化と更新漏れの防止ができる。 技術メモ 入れ子はコピーではなく同期する参照。何段まで入れ子にできるか、循環参照の扱いは原文に記載なしなので、運用前に管理画面で確認する。 9 提案で使える1行サマリ 「コレクションが 複数ソースの合成・バリアント単位・入れ子 に対応し、割引や税でも再利用できるようになった。 重複リストや外部アプリでしのいでいた構成を標準機能に寄せられて、 既存コレクションは破壊的変更なしで自動的に新 UI へ移行 。 やることは 1 つ、 コレクションを触るアプリを API 2026-07 に上げる だけ。」 source : changelog.shopify.com / collections-now-support-multi-source-and-variants published 2026-07-16