メタオブジェクトのフィールドで Analytics レポートを「グループ化・絞り込み」できるように
原題: Use metaobject fields in Analytics reports
- Analytics
- Metaobjects
- Metafields
- 新機能
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図解 : Analytics レポートでメタオブジェクトのフィールドが使えるように Analytics / 新機能 メタオブジェクトのフィールドで Analytics レポートを「グループ化・絞り込み」できるように 商品・バリエーション・顧客・注文にメタフィールド経由で紐づけたメタオブジェクトのフィールド(デザイナーの国、保証期間、ロイヤルティ階層など)を、カスタムメタフィールドと同じようにレポートで使える。 このページの構成 そもそも何が変わるのか(30秒で理解) 仕組み図解 : データがレポートに届くまで できるようになること 変わらないこと 既定の ON/OFF(マーチャント作成 vs アプリ作成) 使い方・設定手順(3ステップ) 技術者が押さえるべき5つのポイント 業務に活かせる3つのユースケース 提案で使える1行サマリ 1 そもそも何が変わるのか これまでレポートの切り口に使えたのは カスタムメタフィールド まで。 今回から、メタフィールドが参照している メタオブジェクトの中身(フィールド) でもグループ化・絞り込みができる。 これまで : メタフィールドまで カスタムメタフィールド・カテゴリメタフィールドはレポートで利用可能。メタオブジェクトの中のフィールドについては今回の記事で新たに対応と案内されている。 これから : メタオブジェクトの中まで 例:「デザイナー」メタオブジェクトの「国」、「保証期間」、「ロイヤルティ階層」などをレポートの軸やフィルタに使える。 2 仕組み図解 : データがレポートに届くまで ポイントは 「メタフィールドを経由して」 紐づいていること。商品・バリエーション・顧客・注文のメタフィールドがメタオブジェクトを参照していれば、その参照先のフィールドがレポートの選択肢に出てくる。 3 できるようになること フィールドを選ぶ Metaobjects → リソース → 定義 → フィールド 単一値で絞り込み 例:イタリアのデザイナー クエリエディタ 同じフィールドを利用可 定義単位で ON/OFF 設定 > メタフィールドとメタオブジェクト 4 変わらないこと 変更なし データそのもの メタオブジェクトと、それを参照するメタフィールドは一切変更されない。 変更なし 既存のメタフィールド項目 カスタムメタフィールドとカテゴリメタフィールドは引き続きピッカーに表示される(それぞれ別グループ)。 既定 OFF アプリ作成のメタオブジェクト マーチャントかアプリが、その定義の Analytics を ON にするまでは OFF のまま。 5 既定の ON/OFF(マーチャント作成 vs アプリ作成) 項目 マーチャント所有のメタオブジェクト アプリが作成したメタオブジェクト 既定の状態 ON すでに有効化済み OFF 有効化されるまで使えない ON/OFF を変えられる人 マーチャント(レポートに出したくなければ定義単位で OFF) マーチャント または アプリ 変更単位 メタオブジェクト定義ごと メタオブジェクト定義ごと 料金・対象プラン 記載なし 対象プラン・対応地域・フィールド型ごとの制約(どの型がグループ化・フィルタに使えるか)は記事に記載なし。実際の管理画面で、使いたい定義・フィールドがピッカーに出るか確認すること。 6 使い方・設定手順(3ステップ) 1 (必要なら)定義の ON/OFF を確認 設定 > メタフィールドとメタオブジェクト → 対象のメタオブジェクトを開き「Filter or group data in Analytics」を切り替える。 2 レポートを開いてフィールドを選ぶ Metaobjects → リソース → 定義 → フィールド の順に選ぶ(例:Designer → Country)。 3 グループ化・フィルタする 単一値で絞り込み(例:イタリアのデザイナー)。クエリエディタでも同じフィールドが使える。 マーチャント所有のメタオブジェクトはすでに ON。 追加設定なしでレポートのピッカーから使える。出したくない定義だけ OFF にすればよい。 7 技術者が押さえるべき5つのポイント 1. 前提は「メタフィールド → メタオブジェクト参照」 対象は商品・バリエーション・顧客・注文のメタフィールドから参照されたメタオブジェクト。データモデルを参照型で組んでいるほど、レポートの切り口が増える。 2. スキーマ・データは非破壊 メタオブジェクトと参照メタフィールドは変更されない。既存の Liquid・API 連携への影響は記事上「変わらない」とされている。 3. アプリ作成の定義は既定 OFF アプリが作ったメタオブジェクトは、マーチャントかアプリが ON にするまで出ない。アプリ側から有効化する具体的な API は記事に記載なし。 4. クエリエディタでも使える GUI のピッカーだけでなくクエリエディタでも同じフィールドを参照可能。クエリ上での記法(フィールド名の書き方)は記事に記載なし。 5. 公開制御は「定義単位」のトグル レポートに載せるかどうかは、メタオブジェクト定義ごとの「Filter or group data in Analytics」で制御する。 レポート閲覧者に見せたくない定義がある場合は、明示的に OFF にする運用 を決めておく。 8 業務に活かせる3つのユースケース USE CASE 1 ブランド/デザイナー属性での売上分析 課題 商品に「デザイナー」メタオブジェクトを紐づけているが、デザイナーの国などの属性で売上を見るには、データを書き出して手で集計する必要があった。 打ち手 レポートで Metaobjects → 商品 → Designer → Country を選び、国別にグループ化。特定の国(例:イタリア)で絞り込む。 効果 デザイナーの出身国ごとの売れ行きを管理画面内で確認でき、仕入れ・特集企画の判断材料になる。 技術メモ マーチャント所有の定義なら既定で ON。属性を商品メタフィールドに直書きせず、メタオブジェクト参照で持たせておくとそのまま切り口になる。 USE CASE 2 保証期間別の販売構成を可視化 課題 商品・バリエーションごとに保証条件をメタオブジェクトで管理しているが、どの保証期間の商品がどれだけ売れているか把握しづらい。 打ち手 保証メタオブジェクトの「保証期間」フィールドでレポートをグループ化し、商品/バリエーション単位で比較。 効果 保証条件と売上の関係が見え、保証プランの見直しや訴求の優先順位付けに使える。 技術メモ メタオブジェクトの参照元はバリエーションにも対応。サイズ・型番単位で保証が違う設計でも同じ手順で使える。 USE CASE 3 ロイヤルティ階層ごとの顧客・注文分析 課題 顧客にロイヤルティ階層を持たせていても、階層別の購買傾向をレポートで直接見られなかった。 打ち手 顧客メタフィールドが参照する階層メタオブジェクトのフィールドでグループ化。クエリエディタでも同じ軸を使って詳細分析。 効果 階層別の売上・注文の違いが分かり、会員施策の効果検証の起点になる。 技術メモ ロイヤルティアプリが作成したメタオブジェクトの場合は既定 OFF。マーチャントかアプリ側で Analytics を ON にする必要がある。 9 提案で使える1行サマリ 「商品・バリエーション・顧客・注文に紐づけたメタオブジェクトの属性が、そのまま Analytics の切り口になる。 データは無改変・マーチャント作成分は既定 ON・定義ごとに ON/OFF 可。 属性をメタオブジェクトで構造化しておくほど、レポートの切り口が増える。」 source : changelog.shopify.com / use-metaobject-fields-in-analytics-reports published 2026-09-28